見出し画像

世の中には、自分でどうにかできるものと、できないものがある。

以前、セコムが行った調査によると、日本人の不安のベスト3は、「老後の生活や年金」、「健康」、「高齢」だそうです。

生きている限り、不安はなくならないもの・・・・・・

完全に見えないからではなく、ぼんやり見えたから不安になる場合もあるし・・・・・・

実現できそうとか、実現しそうだから不安になる場合もあったり・・・・・・

起こったことではなく、起こるかもしれないことに狼狽してみたり・・・・・・

行動に伴う不安が追い討ちをかけたりと・・・・・・

不安の種は、千差万別^^;

そんな不安をどう捉え、どう対処すればよいのか?

例えば・・・・・・

・意図的に、今この瞬間に注意を向ける。

・目に見えない不安は、イメージでよいので、できるだけ視覚化してみる。

・見方を変えれば、不安とは、自分自身に可能性を感じている証拠。

・考え過ぎると不安は増えていくので、考えるより行動してみる。

・借金も不安も放っておくと増えてしまうので、今あるものを捨てる勇気をもつ。

・行動パターンを決めて、不安を寄せつけない。

・変えられるものを増やし、勇気をもって変えていく。

とはいえ、やはり漠然とした不安は感じると嫌なもの。

個人的に、変えられるものを増やし、勇気をもって変えていくのがベターな様に考えます。

アメリカの神学者ラインホルド・ニーバー氏も、「変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両者を見分ける英知を我に与えたまえ。」と言っていたし、宇多田ヒカル「Wait & See~リスク~」の歌詞にも、「変えられないものを受け入れる力 そして受け入れられないものを変える力をちょうだいよ」と、弁証法的な成長を唄っていました。

宇多田ヒカル「Wait & See~リスク~」
https://www.youtube.com/watch?v=zIEf-xJ8VE4

コントロールできないものに悩むより、この方がずっと前向きに行動できると感じます。

見方を変えれば、不安とは、自分自身に可能性を感じている証拠でもあり、どんな自分になりたいかなんて、自分しか自分に聴いてあげれない部分も大きいはず。

人は不安なとき、最悪の事態に備えて心の準備をしていきますから、良い情報よりも、悪い情報に注意が向けられ、どんどん不安を強めていきます。

本当の安定とは、不安定な状況を安定した心で歩めるかどうか!

自動車会社クライスラーの創始者、ウォルター・クライスラーは、心配事は紙に書きとめ、一週間後に取り出して、もう一度悩むかどうか決めたそうです。

あれこれ心配するのは感情エネルギーの無駄。

悩み事は、一晩でもいいから、寝かせてみる。

一晩たったら、そもそも悩むべき問題ではなかったとわかるケースも多いかもしれません。

何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し。

適度な心配性であれば、人生にプラスになる場合が多々あります(^^)

例えば、将来への漠然とした不安を解消するために行動しようという気持ちになり、動機づけを高めてくれることもあります。

「明日から本気出す」(@_@;)

心に具体的なイメージを描けば不安は、少しずつ消えていくはず!?

また、人は見たいように物事を見てしまいがちなところもあって、人とづてで得た情報は、その伝えた人の価値観や思い込みなどのフィルターを通して解釈されたことであり、事実とは別物なのだ、ということを忘れてしまって、私たちはあたかも事実だと思ってそれを広めてしまうこともあったりします^^;

私たちが情報としてインプットしているものは、実際に自分の目で見たもの以外は、基本的にすべて誰かの解釈が間に入った状態で私たちの前にやってきます。

不安になる時って、その情報を鵜呑みにしている場合もあると想うので、意図した編集が入っていることを忘れずに、情報のインプットや取捨選択を行っていきたいものです。

そう、私達の住んでいる世界って、「事実」と「噂」と「真実」が混同しているのが現状なんだって思ってしまったら・・・・・・

考えない、行動しないという選択肢を選ぶこともあるよね^^;

そこで、「考えない、行動しないという罪」という帯のキャッチコピーと、「これが全て作り話だと言い切れるだろうか?」という冒頭文が気になる本書を紹介しておきますね(^^)

【参考図書】
「二番目の悪者」林木林(作)庄野ナホコ(絵)

形をほぼ変えることなく我々を翻弄し支配し続けている人の世の“悪”。

「嘘は、向こうから巧妙にやってくるが、真実は、自ら探し求めなければ見つけられない・・・・・・」

それをはっきりと読者に見せてくれる、ライオンの姿を借りた人間の話である本書は、社会やネットリテラシーについて、改めて考えてみるきっかを与えてくれます。

では、早速!

「二番目の悪者」に惑わされないで、心に具体的なイメージを描けば不安は、少しずつ消えていくはず!かな?(^^)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?