【日常茶飯事】花や木の生命力を感じる
そこから、新鮮な驚きをもらうこともあると思います。
人生の中で、色んな出来事があったのではないでしょうか?
種を蒔いても、芽が出るタイミングが、それぞれあるように、育つタイミング、実になるタイミングも、それぞれ違いますよね。
他人と比べることなく、今を生きることが、大事じゃないかって気がします。
今、自分は、どの時点にいるのかを理解できれば、目の前に起こっている出来事にも、納得することができるのだと思います。
人生に、無駄な出来事は、ないんじゃないでしょうか?
自分の内側から沸き起こる感情、身体に起こっている現象、出会った人たちでさえも、すべて自分にとって、必要な出来事だと思います。
人生の中で、人はやがて、豊穣のときを迎えるのだと思います。
期待していたほどの実りが得られるかどうかは、今の人生の生き方に、比例していくのではないでしょうか?
ひとつひとつ、目の前の出来事を真摯に受け、対処していく姿勢が、求められているのでしょう、ね(^^)
感性を豊かに育てていきたいものですね。
「わたくしといふ現象は/仮定された有機交流電燈の/ひとつの青い照明です」
「ちゞれ雲
銀のすすきの穂はふるひ
呆けしごとき
雲かげの丘
阿片光
さびしくこむるたそがれの
胸にゆらぎぬ
麻むらの青」
(宮沢賢治『春と修羅』より)
【今日の短歌】
「三連星(からすき)よ初めて人を抱きし夜のその夜のやうに冷ゆるからすき」
(高野公彦『天泣』より)
「薄っぺらいビルの中にも人がいる いるんだわ しっかりしなければ」
(雪舟えま『たんぽるぽる』より)
「この星の重力美しく青々と梅の葉かげに球体実る」
(清水あかね『白線のカモメ』より)
「琥珀色の水滴の膜ふるわせて夜の市バスの窓のきらめき」
(嵯峨直樹『みずからの火』より)
「薄明のわが意識にてきこえくる青杉(あをすぎ)を焚(た)く音とおもひき」
(佐藤佐太郎『歩道』より)
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