【日常茶飯事】家族みんなでワイワイ過ごす♪
この夏、帰省して、実家で過ごされた方も多いいのではないでしょうか(^^)
「家族みな子どもにかへり秋の日を子どもどうしで遊んでみたし」
(小島ゆかり『雪麻呂』より)
「ちかいうちにきっと後悔するだろう家族のことをここまで詠んで」
(永田愛『アイのオト』より)
人生は、思うにまかせぬことばかりです。
そこで、ひとつの答えとして、考えられるのが、人を愛することだと思います。
そして、体の温もりを感じること。
相手のいい部分を見つけ、それを、いとおしむみたいな感じで。
相手の手の温もりを感じながら、より深いところで、心を繋ぐみたいに。
互いに、思うにまかせぬことを抱えながら、心と身体を温め合うことって、大事なんでしょうね(^^)
「百枚のまぶたつぎつぎ閉じられてもう耳だけの町となりたり」
(久野はすみ『シネマ・ルナティック』より)
たぶん、今を生きるとは、そういうことだと思います。
日々、人を愛する幸せを感じられるようになれたらいいのでしょうけど。
愛するとは、相手を大切にする、いとおしむことですよね。
愛の基本の第一は、相手の美点に気づき、幸せを感じることだと思います。
愛するには、まず、相手の欠点を含めて、ありのままを受け入れることが大切なんでしょうね(^^)
その上で、相手の幸せを考え、行為として実践し、自分が幸せを感じることだと思います。
「重ねればやわらかい指ぼくたちは時代錯誤の愛を着ている」
(東直子『青卵』より)
「〈あげた愛〉〈ほしい愛〉とのバランスを計りかねてるセーの法則」
(田中槐『ギャザー』より)
「梅の花、降り覆(おほ)ふ雪(ゆき)を、包(つつ)み持ち、君に見せむと、取れば消(け)につつ」
(万葉集・春雑・作者不明・1833・8世紀)
例えば、幸せになるためには、愛を深めるだけでなく、愛を広げることも、有効な方法だと思います。
愛の対象となり得るのは、家族から人類までの「人」だけでなく、仕事や、趣味や、様々な活動のような「(する)事」や、身の回りの物から、自然や地球までの様々な「物」です。
すべてを愛することができたら理想なんでしょうけど、なかなか難しいですよね(^^;
ただ、悩んでいても始まらないので、自分のまわりのもの、事・人・物を愛し、その温もりや、幸せを心で感じることが、今を大切に生きることに繋がっていくのだと思います。
何でもないように思える時間を、大切にしたいですね(^^)
「しばらくはだあれも飛び込まないプール揺れつつ光受けいれていて」
(山内頌子『うさぎの鼻のようで抱きたい』より)
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