見出し画像

【宿題帳(自習用)】生活の時間:あなたはストレスに強い人?弱い人?

私たちの健康にとって一番の敵とは何でしょうか?

睡眠不足、肥満、タバコなど様々な要因が挙げられます。

その中でも、最近とみに悪者あつかいされるのがストレスです。

いろいろな病気にストレスが関与していると言われています。

ストレスとは、学問的には、侵襲、すなわち、正常な生理的平衡を乱そうとする有害な力・感染および種々の異常状態に対する動物体の反応と、また、心理学では、個人にひずみ、不均衡をもたらす物理的・心理的刺激と定義されています。

私たちが日常、会話の中でふつうにストレスと表現される言葉は、おもに、心理的、肉体的なプレッシャーのことです。

私たちは、日々多くのストレスを感じながら生活しています。

いろいろな健康法のすべてが、ストレスをなくし、緊張と重圧から心身を開放し、おだやかな時間を持つことが良いとしています。

しかしながら、仮にストレスが心や体をむしばむ悪者ならば、なぜ私たちはこうして生きているのでしょうか?

とっくの昔に倒れているはずですよね^^;

私たちは大変な時代に生きています。

新聞やテレビのニュースを見聞きして、大きなため息をつかない日はありません。

今のような世の中でストレスのない生活などは、はたしてありうるのでしょうか?

答えは、NO!ですね^^;

ストレスというものをなくすことは、絶対に不可能と思います。

ストレスはなくすことが出来ないということから健康の問題を考える必要があるのではないでしょうか。

ストレスが避けられないのならば、まず、それを受け入れることから始めるしかないと思います。

すなわち、ストレスに対する抵抗力をつけること。

たとえば、新しい抗生物質が使用されると、それに対して耐性を持つ細菌が出現してきます。

ストレスは怖い、だからそれを遠ざけようとすることは、現実的ではありません。

つまり、ストレスを少なくするのではなく、ストレスに強い耐性を作ろうとすることです。

さまざまな病気の発生には、その人の免疫力、抵抗力、自然治癒力などの低下が大きく作用していると思われます。

そして、それらの力の弱体化には、まちがいなくストレスが大きくかかわっているはずです。

しかし、ストレスが本当に悪いと言えるのでしょうか?

例えば、スポーツ選手は、試合前に極度のストレスを感じています。

そのストレスを上手にコントロールして試合にのぞんでいます。

ストレスをエネルギーにかえて力を発揮しているのですね!

すなわち、ストレスは時として、人間の生命力を活性化する働きもしているのではないでしょうか?

いいかえれば、ストレスをよき刺戟として受けとめるか、自分におそいかかる悪魔としておびえるか。

問題はストレスの受け止めかたではないかとおもうんですよね。

人はストレスによって傷つきもすれば、またストレスをバネにすばらしい力を発揮します。

ストレスが体によいと言っているわけではなく、私たちが生きていくうえで逃げ出すことが出来ない以上、人はそれを引き受けるしかないのかなって事が言いたいだけです。

ストレスは避けることができない。

ストレスはストレスである!

それを力にするか、悪として受け入れるかは、私たち自身の考え方次第ではないでしょうか?

では、ストレスから逃げずに、戦いを挑めば良いのでしょうか?

そして、勝利すればストレスから解放されるでしょうか?

おそらく、ストレスに勝利した瞬間から、また、ストレスに襲われるのではないでしょうか。

日々生活してゆくこと、生きるということはストレスの連続です。

それを敵として立ち向かうのではなく、それに文句を言いながら立ちすくむのでもありません。

時には心から笑い、時には大粒の涙を流しながら、ストレスを背負って生きてゆくことが大事なのではないかと思います。

だから、ストレスそのものは悪いものではないということ(^^)

要は、そのストレスに対する適応力があるかどうかの問題なんですね!

ストレスに対する適応力が欠けやすい人は、おもに4つのタイプに分けられるそうです。

たまりにたまると、極度のストレス状態や病気につながる危険性も高いので、気をつけたいですよね。

さて、あなたや周りの人は、ストレスに強いでしょうか?、弱いでしょうか?

1.まじめで几帳面な人

完全主義者で責任感も強く、努力家。

人から頼まれたら断れず、全部自分で背負い込みがち。

でも、適当なところで妥協するなんて死んでもできない。

しかも、少しでもうまくいかないと落ち込む。

ストレスに負けやすい人の中で最も多いタイプだ。

2.がんこで厳格な人

何事においても、他人の失敗が許せない。

人がミスをするとすぐカッカし、その怒りがストレッサーとなってストレス状態を引き起こす。

「キミはこんな計算もできないのか。ダメだね」

「私の言うとおりにやればいいんだ」

などと頭ごなしに言う人はこのタイプだ。

3.内向的でおとなしい人

イヤなことでもNOとはっきり断れない。

仕事が終わってまっすぐ家に帰りたいときでも、飲みに誘われると断れず、お腹一杯でも残しては悪いからと全部食べてしまう。

そして、あとになってくよくよ悩んだり自己嫌悪に陥ったり・・・

ストレスがたまらないほうがおかしい。

4.取り越し苦労の多い人

あれは大丈夫かな、これはうまくいくかな、などとついあれこれ心配してしまう。

結局、

「なんだ、心配することなかったんだ」

と取り越し苦労だったことが分かっても、またすぐ、あれこれ気になり始め、心の休まる暇がない。

こういう人は、常に不安というストレッサーにおびやかされている。

また、あなたの「ストレスたまりやすい度」を行動面でチェックしてみて下さい!

これは、アメリカで、3000人以上を対象に行った調査の結果によるもです。

こういうタイプの人は、動脈硬化が、主な原因である心臓病にかかる比率が、反対のタイプの人に比べて、2~3倍であることが分かったという結果が出ています。

要は、動脈硬化は、ストレスが原因となって起こることが多いそうです^^;

ストレスに負けないためには、こうした行動をなるべく減らすのがヒケツかもしれませんね(^^)
 
ストレスがたまりやすい性格・行動パターン :

(1)話すとき、特別に強調する必要がなくても、ある言葉にアクセントをおいて強調する。

(2)たえず動き回り、食事のスピードも速い。

(3)物事がなかなか進まないと、じれったくなる。

(4)「食べながら仕事」「運転しながらひげそり」など、2つ以上のことを並行してやることが多い。

(5)会話のとき、自分が興味ある話題が出ると、いつまでもそれに固執して話しつづける。

(6)何もしていないのに罪悪感を感じることが多い。

(7)日常的な事柄には興味を示さない。

(8)モノを「所有する」ことに価値をおく。

(9)計画を立てるとき、より少ない時間の中により多くのことを盛り込もうとする。

(10)自分と同じような行動パターンの傾向をもつ人(この13の項目に当てはまるタイプの人)に対しては、挑戦的な気持ちになる。

(11)特徴的な仕事や神経質なクセがみられる。

(12)物事がうまくいくと、他人よりも自分の力のおかげだと思う。

(13)自分や他人の行動力を、質より量で評価する。

そうそう、たまには、たまったストレスを趣味のお菓子作りで発散!

あま~いスイーツを食べて、嫌なことをふっとばせ!(^^)

【参考記事】

文部科学省で定められている基本の教科は、以下の10教科です。
■国語
■社会
■算数
■理科
■生活
■音楽
■図画工作
■家庭
■体育
■外国語活動(英語)
外国語活動は、2020年に改訂された学習指導要領から必修になりました。
小学3・4年生では、「外国語活動」、5・6年生では、「英語」の教科として含まれます。
その他の教科・活動として、小学校の授業では、上記の10教科の他に、以下の2種類を編成できるそうです。
■道徳
■特別活動
■総合的な学習の時間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?