信じてみようかな、が初めの一歩。
「できるかどうか分からないような試みを成功させるただひとつのものは、まずそれができる、と信じることである。」ウィリアム・ジェームズ(哲学者)
「大事なのは信じることだ。すべての証明よりも前に信じることだ。信じることの出来ない人は証明がない。」アラン(哲学者)
「ポジティブ・シンキングとは、実現すると信じること。」ジョー・タイ(コーチング専門家)
「できると信じるなら、たぶんできるだろう。できないと思ったら、きっとできないだろう。信念は、あなたを発射台から送り出す点火スイッチだ。」デニス・ウェイトリー(思想家)
「絶対的に信じること、それが唯一の本当の成功法則だ。」ラルフ・トライン(作家)
これから先人達の自分を信じる事への強い思いは、参考になります。
自信を持ちたい、というのは多くの人にとって大きなテーマです。
人はどうしたらもっと自信を持てるようになるのでしょうか。
周りの人はどうやって自信を手に入れているの?と思っている方も多いのでは。
自信には、自分自身に対してのほかにも、人生そのもの、キャリア、恋愛、趣味や健康など自信を持てるエリアはいろいろあります。
それぞれ自信を持てるものが増えるといいですがやはり基盤としては、人間は自分に対して自信を持てると他のことも自然とくっついてくるものですよね。
あなたは自分に対して自信を持っていますか?
どうなれると信じていますか?
どんなことは必ずできると信じていますか?
あなたには何ができると信じていますか?
自分は必ずできると信じていることは何ですか?
自分にはどんなことができると信じていますか?
それとも、もっと自信を持つにはどうしたらいいかと迷っていますか?
スタートするには、いつもながらほんのちょっとのことです。
まず自分を信じてみようかしら、そうしてもいいよねと思うことがまず最初です。
そのくらいならすぐ出来そうだと思いませんか?
絶対自分を信じる!負けないぞ!と気負わなくてもとにかくとりあえずやってみよう、くらいの気持ちならお気軽です。
つい何かができていないと、信じる根拠がないと自信が持てないと思ってしまいがちですが、人間が何かを信じるとき、根拠や証明が必ずしも必要かというとそうでもありません。
信じるのに理由はなくても大丈夫。
そもそも、この人は信頼できそう、なんていう程度で人は信じるもの。噂で人は動きます。
テレビ番組でこれがいいと聞けば、何でも売り切れになりますし。
なら、自分自身に対してもそうしてみてもいい。
特別な条件をつけずに、自分を信じてみよう、やってみよう、というのを最初の一歩です。
条件をつけていると、自信をつけてもすぐまた新しい条件がでてくるとしぼんだり、何か比べる対象が出てくればまた自信喪失、となりきりがないですから。
ただ、その「信じてみようかな」の初めの一歩で終わらないのが大事。
過去の経験や多くのしがらみが、どうしようかという迷いを生じさせます。
最初からないものだと考え、自分の気持ちに正直に、決断してみてください。
何もないところから再出発する覚悟を決めれば、新たな可能性が生まれてくるはずです。
やってみようかなの後は、実際に本当にやってみて、少しずつああできるな、大丈夫だな、と思えるような経験、自信になるような経験を手に入れていただきたいのです。
そういえば、牧師であるチャールズ・H・スパージョンは、「人を幸福にするものは、どれだけたくさんのものを持っているかということではなく、手持ちのものをどんな風に楽しむかということである。」と話されており、いまあるものに感謝して、それをどのように活かしていくかを考えて行くほうが健全ですよね。
失ってしまってから初めて気づいても、それはもう遅いこともあるけど、ものの見方と考え方を変えれば、いまあるものの価値も変わってきます。
人間は、最初は根拠がなくて始めたことでも、そうした経験を重ねることでやがて事実に基づく確信につながります。
むしろ実際にそういう経験が欲しいものです。
頭で考えているだけでなく、実際に体験してみると、そこから見えてくることがたくさんあります。
逃げないで多くの経験をしてみることが大事です。
全部引っかぶって体験していくと、それが全部自分の財産になり、その結果、事実に裏付けられた確信は、簡単には揺らぎませんから。
最初から自信がある人はいないし、実際にやってみなければ自信もつかないですよね。
行動量が伴わなければ、頭でいくら考えても先には進まないから、自信がつくまで待っていないで、まず行動して体験してみる。
根拠のない自信も、こうした確信や経験をつむと根拠のある自信にもなっていきます。
できないと思っていることにトライするのもひとつです。
このときは、最初は不安だらけかもしれないけれど、それでも突き進む勇気を出すこと、かな。
自信などよりもこちらのほうが大事になるときもあります。
精神科医である斎藤茂太さんも「始める前に自信は不要だ。始めれば自信が出るから。」と話しておられましたが、自信が出るまで待っていたら、いつまでたっても始めることはできないかもしれませんよね。
あまり考え過ぎずに、思い切って新たなことを始めてみませんか?
最初から上手くいくことはないのだから、試行錯誤しながら進めていく感じ程度で。
自信を持てるようになるために、最初の一歩「自分を信じてみよう」の後、その気持ちを補強して揺るがない自信にするために、今日は何をしますか?
明日は?
これから何を始めますか?
いま躊躇していることを、思い切ってやってみませんか?
自分自身にどんな声をかけ続ければ、気持ちが前向きになりますか?
積み重ねてしばらくして気づいたら、けっこうな補強になっているはずですよ。
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