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過去があるから今がある!
今があるから未来がある!
未来に恐怖するのは、まだ見えぬ自分が“今”に存在するからです。
過去を恥かしいと思うのは、自分が成長しているからです。
後悔するのは、自分に何が必要なのか分かったからです。
「後悔しない生き方」とは、現時点で精一杯に生きることで、過去になってからも普遍的に完璧だったというものじゃないはずです。
未来の自分を知りたいと思う、できるだけ成功している自分がそこにいることを望みながら・・・・・・
「道」とは、そこを誰かが歩いたから道になると、よく例えられます。
逆に誰も歩かなければそこに道はできません。
だから、誰も歩いたことのない所は“未知”というらしい。
そして「未知」とは、つまり“恐怖”という名の“希望”になるのだと思います。
死ぬことも未知で、そして生きることにも未知です。
誰でもない、自分の歩いたところにしか道はできない。
望んだ未来とは全く反対のものがあるかもしれないし、今自分が何を望んでいるかもわからない。
未来の自分はもうすでに決定された形でどこかに隠れている・・・・・・、それが恐いのだと思います。
でも、人を前に突き進める原動力となるものは、何かを信じる・・・・・・という前に、何かを “信じよう”とする心です。
自分を信じようとするから行動して“自信”が付く。
見えない未来を信じてから行動…とはなりにくいですよね(^^)
私は、流行りのスピリチュアルとか癒しとかは信じませんが、同時にそういう世界があってもいいとも思っています。
なぜなら、快楽主義的な面で(^^)
胡散臭い霊能者や宗教家には辟易しますが、先祖を大切にするとか魂を磨くとかは理に叶っていると思うし、感謝する気持ちや努力する気持ちがなければ人は真に生きられないとも思います。
ただし、その世界にどっぷりと浸かって自分で考えることを停止してしまうと、現時点の自分を確認していくことができなくなるし、他者への寛容さがなくなり現実感を失ってしまいます。
外に幸せを求めたりうまくいっているかどうかの前に考えるべきことは、「未来に対する恐怖」が、いかに自分が生きるべきか、今をいかに大切にし他者への愛を持つかを明確にします。
そして、現在の生き方が未来を象っていく。
何もはじまっていないうちは、何も恐くないんですよ、ね(^^)
未来が今すでに始まっているから恐いのです。
だから、“今”という「自分に与えられた条件」の中で頑張るからこそ、その“上”のものが現れてくるのです。
ここで、少し話を未来に向けてみると、例えば、資産を増やすために、投資をします。
これが投資という意味ではもっとも一般的だと思います。
また、自分に対する投資も考えられます。
何かを始めるための資格を取る。
知識を増やすために読書をする。
自分の内面を磨くために修行をする。
いろんな自己投資があります。
では、世の中に対する投資を考えてみた場合は、どうでしょうか?
人の人生には限りがあります。
その間に幸せになろうと考えるのは当然です。
しかし、自分が死んだ後はどうでしょう?
自分がいなくなった後も世の中が幸せであるために、何かをしているでしょうか?
本当に考えているでしょうか?
自分が死んだ後、世の中を創っていくのは子供たちです。
その子供たちに投資しているのでしょうか?
投資と言ってはいますが、子供のためにお金を使うのではありません。
子供のためと称して、自分の管理しやすいように叱るのでもありません。
子供のためといって、自分ができそうもないことを子供もできないと思うことでもありません。
子供のために人生のレールを敷いてあげることでもありません。
ただただ、子供に愛を注ぐだけでいい。
愛をきちんと受け取った子供は、強くなります。
愛をきちんと受け取った子供は、自分で生きていくことができます。
愛をきちんと受け取った子供は、他人にもそれを与えられるようになります。
愛をきちんと受け取った子供は、世の中を幸せにすることができます。
現在、自分のことしか考えていない大人が多いと思います。
今、この住みやすい環境があるのは、昔、誰かが世の中を良くしようと思って頑張ったからです。
それを忘れ、当然のことのように暮らしています。
節度のある暮らし方を忘れていませんか?
自分は与えられたにも関わらず、与えることを忘れてしまっています。
自分が死んだ後の世の中が良くなっていくことも視野に入れる考え方が大切だと感じます。
そのためには、子供に投資しなくてはなりません。
ましてや、自分にも投資して、子供に還元していかなくては・・・・・・
「行く先々で愛をふりまきなさい。
まずは、自分の家から始め、子供たちに、伴侶に、そして隣の人に愛を与えなさい。
あなたに会いに来る人を幸せな気分にして帰しなさい。
神の優しさをあなたが身をもって示しなさい。
あなたの表情にも、まなざしにも、笑顔にも、心をこめたあいさつにも、神の優しさを宿すことによって。」
マザーテレサのこの言葉が我々に問いかけています。
時間が育む、悠久の歴史が、何が今、大切なことなのかを語りかけていますね(^^)
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