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【日常茶飯事】「ありがとう」や「ごめんなさい」

黒田明臣さん撮影

一日の終わりに、誰かに、何かに、感謝するのもいいけれど、一日の始まりに、目に見えるものにも、目には見えないものにも、今日のすべてに、感謝できると、もっといいって思いませんか?

何かをしてもらってのありがとうではなく、それは、たぶん、生かされていることへの感謝の意って感じで、ありがとうを添えてみる。

あたらしい、今日へのありがとうでも、良いと思います。

そうそう、「うれしい」と「ありがとう」は、仲良し言葉だと思います。

よく似た意味の言葉だから、いっしょに使えば、二倍うれしくなりますよね。

感謝して、感謝してもらって、また感謝して。

そんなふうに暮らせたら、すごくうれしいことだって思いませんか?

人とのコミュニケーションは、心がけ1つで、よりスムーズになるものです。

言葉を交わすにしろ、目を合わせるか、下を向いたままかによって、受ける印象がまったく変わってきます。

挨拶も、無表情より、笑顔で、を心がけたいものです。

悪いなと思ったら、早めに声を掛けること。

家族内でも、ご近所つきあいでも、会社でも、友人や恋人どうしでも、どこでも、平等に気を配ることが大事だなって、気がします。

当たり前のことなのですが、最近、当たり前でなくなってきているのでしょうね。

住みにくい生活になってきているのは、自分の態度が原因になっているのかもしれません。

相手に問う前に、自分の生活態度を見直してみましょう。

素直に、きちんと伝えることが、相手との絆を結ぶきっかけになるのだから(^^)

【参考図書】
「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと」奥野克巳(著)

【参照図書】
「幸福な質問 New Edition」おーなり由子(著)

「ちくちくとふわふわ」なないろ(著, イラスト)松本えつを(読み手)

「てんてんきょうだい」山田慶太(著)田口麻由(イラスト)

【今日の短歌】

■ありがとう

「ひばりありがとうほととぎすありがとう手をふりながら年老いてゆく」
(岩尾淳子『眠らない島』より)

「とりあえずありがとうって言ってみる一人になってまた考える」
(吉野亜矢『滴る木』より)

「先日はカレンダーをいただきありがとうございます 掛時計はありませんか」
(熊本吉雄『あら汁――心災小景』より)

■ごめんなさい

「わが部屋の前の木のみが芽吹かない 私が影でごめんなさいね」

「洗顔の後にしばらくタオルあて泣く真似をしてはじめる朝」

「逃げきれない場所のひとつとして思う体の中というアドレスを」
(小川佳世子『ゆきふる』より)

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