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まだやってないことを心配しても始まらない

これやったら、うまくいくかな?と、私たちはつい、まだやっていないことの先の結果を憂いて、躊躇したり、悩んだり、しますよね。

よく考えてみれば、この不安は理にかなっていません。

まだやっていないから、まだ起きていないこと、存在していないものへの不安です。

でも、怖いと思う気持ちや不安は、誰にでもあって、この気持ちを否定する必要はありません。

不安や恐怖があるのは、別に弱いからじゃなくて人間ってそういうものなのだと私は思います。

ただ、その気持ちを認めたうえで、そこから先、「私いったいどうする?」の選択が人生を変えていきます。

今あなたが、何かやってみようと思って躊躇しているのはどんなことですか?

確かに何か行動を起こした後の結果は、誰にもわかるものではない。

知らないところ、わからないところへ一歩踏み込むのはワクワクもあるけれど、未知だから怖いのも事実。

対策をたてて、できるだけ結果が思うようになるように準備して、リスクを減らすことはできます。

それでも予測できないことが起きる可能性は、いつでもゼロであるとは限りません。

この不安、いったい、どうしたらいいのかしら?と思う方も多いはず。

やはり、いつでも一番簡単ですぐできることと言えば、考え方を変えて視点を変えてみること。

リスクのないものなんて、実際にはないと思ってみるのもいいでしょう。

たとえば、自分が明日事故にでもあって、大怪我したりもしかしたら、死ぬかもしれない。

今安全と思ってそこにあるもの、いてくれる人だって、明日はどうなっているか、本当は誰にもわからないもの。

また、自分が躊躇し続けることで、犠牲になっているものは何かないでしょうか?

心の平和、自信、自分への信頼、そんなものも犠牲になっていきます。

たとえば、躊躇しているから、その自分に対してイライラしたり自己嫌悪、罪悪感、自信喪失・・・・・・

こんなサイクルに陥るのは目に見えています。

自分がそんな状態なら、周りの人も不幸というもの。

周りが不幸だと、やはりこちらも影響を受けます。

そうして惨めが惨めを呼ぶサイクルが始まります。

こんな悪循環、もとはと言えば、結局、自分が始めたものと意識できたら、やっぱり自分が悪いんだ、という方向へ行くのはやめましょう。

自分が始めたのなら、自分で別なことも、また始められる、と逆にパワーをもらうのです。

何もしなくても、心のエネルギーだけは消費されるはず。

そして、何かをしても、やはりエネルギーがかかる。

何かをするのも、しないのも、パワーは同じだけかかるのです。

同じことなら、自分にプラスになることを選択してみてください。

怖くて立ち止まっていても、何もしなくても、本当に何も変わらない。

何も変わらないその場所は、いつしか惰性の温床になったり、馴れ合いや妥協を生んで、そこから動けなくなってしまうかも。

それも逆に怖いことです。

もし何もしなければ、怖いことが起こる。

それは、何も起こらないこと。

まだやっていないことの心配をするよりも、何もしないことへの心配をしたほうがいいかもしれません。

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