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【メモ(memo)】限界なんて考えない人になって

あなたは、自分で、自分の限界を、作っていますか?

例えば、

「~だから、無理」

と言って、あきらめてしまったり、最初から、トライもしなかったり。

これが、特に、習性になってしまっていると、自分で限界を作っている、という意識さえ、ないかもしれません。

限界を、最初に考えてしまうと、出来ない理由、無理な理由ばかりにフォーカスが行き、自分の行動につながりません。

行動しないと、何も変わらないので、実際に、限界は、現実となってきます。

また、

「難しい」

という言葉は、どういうわけか、また、便利だからか、万人が好む言葉。

難しい、の一言で、時に、全て解決したり、その一言で、言い訳には、聞こえない、素晴らしい大義名分になったりします。

いつの間にか、それが、口癖になっていることも、よくあります。

なんて言うと、

「だって、本当に難しいんだもの、仕方ないじゃない」

という声が聞こえてきそうですが。

さて、いったい、本当に、誰が難しいと言ったか、考えてみましょう。

周りの誰か?

親兄弟や学校の先生?

それとも、あなた自身でしょうか。

無理と思われるようなことが、実際に、起きたことは、ありますよね。

どんな病気も、奇跡的に治る事例は、世界を探せば、あります。

やってみたいと思っている仕事なら、たいてい誰かが、すでにやっているし。

こんな成功、幸せ、というのも、誰かが、確かに、すでに築いています。

だから、可能性としては、既に、そこにあるのです。

すると、今度は、

「でも、あの人と私は違うから・・・」

という言葉が出てきます。

成功している人と、私は、違うから。

キャリアが違うから。

学歴が違うから。

能力・頭脳が違うから。

年が違うから。

恵まれていないから。

とまあ、リストアップすれば、きりがないくらいなのですが、本当に、そうでしょうか。

私たちより、はるかに恵まれていない環境の人が、信じられないような発展を遂げて、成功したり、幸せになったりすることは、よく聞く話ですよね。

確かに、違いはあります。

それは、当然です。

でも、それを言い訳にしてしまったら、いったい、どこから、始めたらいいのでしょう。

自分について、どう表現するか、が、自分の今と、未来を、大きく左右するのですから。

私は、違うから無理と言葉にしてしまうと、自分の未来を、そう予言して作っていることになります。

つい、限界を考えてしまうのなら、考える暇がないほど、没頭できることを、作るのもいいですね。

こうなりたい、こうしたい!という思いが強ければ、

「~だから無理」

というような限界を、おいているヒマがなくなります。

限界なんて、一旦は、考えない人になって、俯瞰して物事を観察し、気づきを得る様にしていきたいですね。

【参考図書:限界シリーズ】
「理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 限界シリーズ」(講談社現代新書)高橋昌一郎(著)

「知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性 限界シリーズ」(講談社現代新書)高橋昌一郎(著)

「感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性 限界シリーズ」(講談社現代新書)高橋昌一郎(著)

「ウィトゲンシュタインと言語の限界」(講談社選書メチエ)ピエール・アド(著)古田徹也(解説)合田正人(訳)

「限界芸術論」(ちくま学芸文庫)鶴見俊輔(著)

【今日の短歌】
「言葉淡き地上にあれば手は常に強く握れと教えられたり」
(中沢直人『極圏の光』より)

「水と塩こぼして暮らす毎日に水を買いたり祈りのごとく」

「みな白き家電並びぬ わたくしは汚れるために生活をする」
(辻聡之『あしたの孵化』より)

【おまけ】

「ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち」ポール グレアム(著)川合史朗(訳)

「情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方」ChadFowler(著)でびあんぐる(訳)

「知の限界[復刻改装版] 」グレゴリー・J・チャイティン(著)黒川利明(訳)

「数学の限界[復刻改装版]」グレゴリー・J・チャイティン(著)黒川利明(訳)

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