見出し画像

お金が無ければ時間をかけよう!

前回、書いたローカルを磨くというには、農林業の生産物を活用した体験でモノ・コトをセットにする仕組みが比較的、容易ではないかと考えます。

ここで、問題なのが、田舎に住んで農林業している人々の価値観の問題で仕事が稼ぎに繋がっていない問題

台風の被害、毎日の温度・湿度を感じ、自然のエネルギーを如何に効率よく利用して、良い生産物を作っている、農林業者なのに、自然と向き合っている時間を価値としてみていないから、簡単に無料にしている。現実的に自分の財布から現金が出た分しか、貰ってはダメという心理が働いている、これは、自然に対して考えれば、失礼な話なのです。しっかり、農林業者は儲けなければ成らないのです、農林業者が儲かれば、自然のエネルギーから生み出される生産物を過剰に生産する事は無くなり、消費市場を農林業者がコントロール出来る事になるはずなのです。

上記の事を理解して、モノ・コトをセットにした商品を磨かなければ、本末転倒になります。しかし、多くの産地が、PRに成るからと言いながら、無料開催や極端に安い価格で行っているのが現実ではないでしょうか?無料にするための経費を、農林水産省の補助金で賄っているのが今の現状ではないですか?

モノ・コトのセット商品の適正価格化が、現状の課題です。

無料イベントが多い中、何とか適正価格に近い体験ツアーを企画しなければ成らないのが、私達が考える事で、大勢の方々参加してくれるようなイベントより、少数でも、適正価格で行える、体験ツアーが大事になります。

少数で行う、体験ツアーは、爆発的な観光交流人口には繋がりませんが、自然に対して優しい、観光ツーリズムになります。観光客がいっぱい来て、自然崩壊して行く、観光地を見た事は無いでしょうか?

過剰な観光人口は、価値観の違う人々や、儲けだけ考える商売人達によって価値のある、里山の風景を一変させていきます。地域ブランドの崩壊につながります。

様々なネガティブな未来創造をしておいて、建設的な企画を立案しなければなりません。

私達、消滅寸前と言われる、田舎だからこそできる取り組みです。

自然に対してリスペクトしている人々で経済を回せる町づくり、ローカル磨きが、結果、グローバルから注目される、ローカルとなると信じています。

次回は具体的な仕組みづくりを書いてみます。

それでは、次回!

宜しければ、サポートよろしくお願いします。 私達の田舎の自然を残す取組みに使わせて頂きます。