見出し画像

一生モノの「遣り甲斐ある仕事」の作り方_ロジラテ思考

TVのニュースで、就活生が街頭インタビューを受けていました。

レポーター
「どんな企業に入りたいですか」 

就活生
「自分のやりたいことが出来て、遣り甲斐のある企業に入りたいです」

遠い昔の話ですが、私も就活生のときは「やりたいこと」をやらせてくれる会社がいいよなぁ なんて思っていました。

でも本音を言えば、「やりたいこと」とか「遣り甲斐」なんて、具体的に何も考えてなかったんですが。。。苦笑

1.人は「やりたいこと」に出会っても、すぐに飽きます

入社当時、わたしが考えていたことは、こんなことでした。

なんだかよく分からないけど、「やりたいこと」を自分の「得意なやり方」で、結果を出せるようにしたい!

今思うと、なんという身勝手だったんだろう!

しかし、そんな状況に身を置ける人など、宝くじより確率が低い。

しかも、人は我儘な生き物で「やりたいこと」なんてすぐに飽きます。

2.「やりたいこと」、「遣り甲斐」とはなんだろう

 
「やりたいこと」の環境は、次の3つのパターンのどれかになるのではないでしょうか?
 
一番目は、最もハッピーなパターンです。

その仕事が、「やりたいこと」で「得意なやり方」で「成果」がどんどん生み出されていく状態です。

もしこんな仕事に出会えたら絶対手放しちゃだめ。
でも。。。多分。。そんな状況は。。。きっとない! 苦笑
 
二番目は、普通のハッピーなパターンです。

その仕事が、「やりたいこと」ではないが、自分が考えた「得意なやり方」で実践すると成果があがる状況。
 
三番目は、チャレンジを求められるパターンです。

その仕事が「やりたいこと」でなく、何をやっても成果があがらない状況。
新たな問題解決の「やり方」を求められる状況。 

2.一生モノの「遣り甲斐」と出会う方法

 この3つのパターンで共通するキーワードがあります。

それは成果です。

つまり、仕事の目的は、「やりたいこと」をやるのではなく、成果をあげることです。

読者は、
「そんなこと、当たり前でしょ!」と思われたでしょう。

しかし、ここで「やりたいこと」と「成果をあげること」の意味を、今一度考えて見て欲しいのです。

誰しも一番目のパターンに憧れます

しかしこれ。。。実は一番危険な状況なのです。

なぜなら「やりたいこと」は、そのときの環境、年齢、スキル、体力によってどんどん変わっていくからです。

そうなると、若いときは「やりたいこと」を「得意なやり方」で成果をあげられたのに、歳を重ねていくと成果をあげられなくなっていきます。

ここに「遣り甲斐」を感じ、仕事を続けてきた人にとってはとても辛い状況が生まれます。

実に悩ましい問題です。。。

では、どうしたら良いでしょうか?

答えはひとつしかありません。

「やりたいこと」を「遣り甲斐」にせず

「成果」をあげることを「遣り甲斐」にする。

そのためには「得意なやり方=強み」で「成果」をあげられるようにする。

これが一生モノの「遣り甲斐」です。

サラリーマンは、環境を自分で選べません。

しかし、「得意なやり方=強み」で成果をあげられれば、どんな環境でも「遣り甲斐」を得ることができるようになります。

3.一生モノの「遣り甲斐」を手に入れるとどうなるか?


あらゆることに「得意なやり方=強み」で成果をあげられれば、どんな環境でも成果をあげられるようになります。

たとえば、転職した会社、異動した職場、コミュニティー、さらに定年後のセカンドライフです。

武器は「やりたいこと」ではなく、成果を生み出す「「得意なやり方=強み」なのですから、相手を選ぶ必要がなくなります。

これが一生モノの「遣り甲斐」だとおもうのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか?
 



 

この記事が参加している募集

多様性を考える

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?