「意思決定力は才能か?訓練か?」ロジラテ思考は、最適最速な意思決定システムです。_仕事術
ビジネスマンは常に最速で最良の意思決定を求められます。
しかし、意思決定には勇気とリスクが求められます。
何故ならどんな意思決定をするにせよ、
そこには正解はありません。
成果が上がらないと、誹謗中傷が待っています。
成功したら〇、失敗したらXというレッテルを貼られます。
だとしたら、どんな状況にあってもマネージャーはブレない意思決定をしたいものです。
今日はそれについてお話します。
1.最適かつ最速な意思決定は、才能か?訓練か?
組織の中には、何かの問題に直面してもクールに対応して、素早く的確な意思決定ができる人がいます。
こういう人を見ると、誰しもこんな風に思います。
「あぁ あの人は優秀な人だから当然さ」
「あぁ やっぱり仕事ができる人は違うなぁ」
しかし、果たしてそうでしょうか?
どんなに優秀な人でも、なんの情報もなく、何も分析していなければ的確な意思決定などできる筈はありません。
彼らを注意深く観察すると、4つの特徴が見えてきます。
2.最適かつ最速な意思決定をする人の特徴
1)ずっとその問題について考えている人
これは当たり前のことです。
自社や自部門の成果を上げることを真剣に考え、今直面している問題が解決すべき問題か? その問題を解決しても成果に繋がらないのか?を常に考えている人です。
つまり、成果と繋がる本質的な問題かどうか?について、いつも考えている人です。
2)人の記憶は脆弱で、自分勝手なものだと自覚している人
人間の脳は、自分にとって都合の良いように記憶を書き換える特性があります。
以前、武田鉄矢氏のYoutubeに面白い動画がありました。
それは米良良一さんという有名な歌手のエピソードの話ですが、彼はご存じの通り、「もののけ姫」の主題歌を歌っていた人です。
米良さんは、生まれつき「先天性骨形成不全症」という病気を抱えていていました。
あるTV番組で、米良さんの小学校に訪問することになり、米良さんは外見の問題で同級生にイジメに合っていたと話していたところに、なんとそこにイジメたとする張本人が来てしまったのです。
武田さんは、この場をどう切り抜けようかと考えていたところ、驚くべき言葉が同級生から出てきました。
「私は、子供の頃、いつも米良さんにイジメられてたんですよぉ・・・」
これを聞いて武田さんは絶句。
米良さんは、暫く考えてから
「あぁ そいう言われればそうだったかもしれない・・・・」
人の記憶とは、なんと脆弱で自分勝手な記憶にすり替えられてしまうのでしょうか?
つまり、人の記憶は脆弱なものと理解している人が的確な意思決定ができる人と言えます。
3)必要な情報を時系列に整理している人です。
こんな脆弱な記憶をビジネスに持ち込んだらどうなるでしょうか?
正しい意思決定どころか、ねじ曲がった事実で意思決定をしかねません。
的確な意思決定ができる人は、そうならないように、部下や自分で集めた情報を以下のように整理して、時系列に記録している人です。
4)相談できる仲間がいる人です。
What、Why、Howの分析を一緒に俯瞰し、評価していくれる人がいれば、様々な仮説を立てることができます。
的確かつ素早い意思決定ができるためには、質の高い仮説を幾つ立てられるかに掛かっています。
そのためには、様々な知識、知見、体験を体系化したコンテンツを持った仲間が必要です。
3.これらの要素はすべてロジラテ思考マネジメントに包含されています。
読者はすでに、
最適最速な意思決定ができる人は、才能でないとお気づきだと思います。
最適最速な意思決定ができる人は、時系列に情報整理をしている人です。
情報整理とは、What、Why、Howで問題を分析して、様々な仮説を立てて、そこから解決すべき本質的な問題=課題を見出すことです。
それにはロジラテ思考マネジメントを活用すれば簡単にできるようになります。
ご興味ある方は、是非以下の記事をお読み下さい。
きっとお役に立てられると思います。
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