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はじめに

はじめまして。けんけんといいます。
少し、自己紹介をします。


簡単な自己紹介

 私は、30代女性で、大学で教員をやっています。まだまだ「若手」と言われるひよっこです。

 noteに登録してから1年以上、一度も投稿したことがなかったのですが、ふと、書きたい気持ちに駆られ、書いてみることにしました。

 私自身、20代後半でADHDの確定診断を受け、今も毎月通院をして服薬をしながら仕事をしています。いわゆる「大人の発達障がい」といわれるものですね。大学生のころにうつ病を発症しており、今考えれば、それは、二次障がいだったのだろうと思います。
 学生時代は、特段苦労を感じなかったのですが、年齢を重ねるにつれ、とくに社会人になってからは、なぜかまわりのようにやれない、と思うことが増えました。現在の職に就くまでに、何度も仕事が変わりました。そうしたなかで、大学教員という職に落ち着くに至りました。

大学教員になって気づいたこと

 なってみると、案外、「ADHDの大学教員」「発達障がいの大学教員」の生活の知恵や仕事の工夫などの情報がないことに気付きました。また、今の日本で、「発達障がいの理解が大事だ」と言われつつも、本当の意味の「理解」には程遠いように思います。それは、私個人としてはある意味当然とも思っています。当事者でさえなかなか自分を理解するのが大変なのですから、他者に理解してもらうのなんて、至難の業だと思います。かくいう私自身も、自分に経験のない病気や障がいのリアルはわかっていません。それぞれに生きづらさや困難があり、そして、それぞれに対処術もあるのだろうと思います。
 私は、幸い、大学教員になることができました。ただ、さまざまな生きづらさや困難があって、それに対する工夫や対処をしながら、失敗を重ねながら生きています。
 役に立つかはわかりませんが、私の経験やそこから得た考えを書くことに、なんらかの意味があればと思って書いていくことにしました。

こんなことが書けたら…

 あまり、特定の読者層を意識しているわけではありませんし、そもそも読んでくれる人がいるかもわからないまま、書いています。
 ただ、このようなことが書ければよいかなあ、というものをいくつか挙げます。(自分でハードルを上げている気もしつつ)
 
 ・発達障がいがあって大学教員(研究者)志望の方の人生設計に役立つ話や具体的ななり方、なってから生活や仕事で使える術
 ・当事者の周囲にいる方やご家族の方にとって、理解の手助けになること
 ・発達障がいやADHDを知りたいと思っている方にとって、理解の手助けになること

 ちなみに、私自身は、診断を受けるかどうかはあまり問題ではないと思っています。この社会で生きづらさを抱えていて、それが診断名を得ることで楽になる場合もありますし、その逆もあります。また、発達障がいと一言でいっても、グラデーションがあって、しかも個人差がかなりあるものなので、その意味では、どなたに読んでいただいてもよいように書けたらいいなあと思っています。
 ただし、あくまでも私個人の考えや思いを書きますので、まったく共感できない話や私だけかもしれないこともあるかもしれません。その点はご理解ください。

 noteは初めてで勝手もよくわかっていませんが、思いつくままに書きたいと思います。続けられるか自信がありませんが、お付き合いいただけますと幸いです。

けんけん

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