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旅の記憶 1994・夏 トルファン #4


30年前の夏
 僕は中華人民共和国 新疆ウイグル自治区
トルファンにいた


ウイグルの人々

シシカバブ屋台のおじさん


ウイグル自治区の街
トルファン
当然ながら、ここには
ウイグル族の人たちが沢山いる
ウイグルの人たちは
エキゾチックな顔立ちをしている

羊の肉の串焼き、これがめちゃくちゃ美味い


ウイグル自治区に入って
全く別の国にきたようにさえ感じた

同時にうまく言えないが
陸続きで国境があることや
人種の違いってこういうことなのかと
実感できた気がした


ウイグル帽がよく似合う翁


男性は年齢に関わらずドッパと呼ばれる
おしゃれな帽子をかぶっている
子供からおじいさんまで
みんなおしゃれさんなのだ


髭を蓄えている人も多い


ウイグル族は混血の人も多くて
混血の度合いによって
東洋人と西洋人のどちらかの要素が
強く出ているようだ


荷馬車で休む女性 

女性も同様に
東洋西洋が入り混じっていて
同じウイグル人なのに
まったく違う人種にも見える

気のいいウイグル族の女性たち 笑顔が素敵

でもみんな一様に優しくて
日本人に対して
好意的だった
そこには政治的な背景があったのだが
「 おー日本人か 俺たち(ウイグル人)は
       日本人が大好きなんだ 」
とよく言われた

そんなウイグルの人たちが
今いろんな問題を抱えていることを思うと
心が痛い



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