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旅の記憶 1994・夏 小さな村の子供たち#2



30年前の夏
僕はペシャワールの
小さな村にいた


村の中を歩く
小さな子供たちのほかに
少し大きな子が混じってきた


確か13歳くらいからヒジャブをつけると説明されたと思う


街中では、女性を撮影するのはNGだったが
ここではパパ氏が撮っても大丈夫だと言ってくれた
今思うと失礼だったのかもしれない


ちなみに小さな子は何もつけていない


今よりも戒律は厳しかったのだと思うが
村によって考え方が少し違かったのかも


それにしても、子供が多い


そうして歩くうちに
僕たちは大きな建物までやってきた


制服があるようだ


大きな男の子がたくさん増えてきたと思っていたら


生徒たちがなんだなんだと集まってきた

どうやら学校のようだ
そしてパパ氏は、僕たちを連れて校内へと入っていく


続く

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