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親愛なる管楽器奏者の皆様のための新型ウィルス対策

おはようございます。

昨年末から大発生中のコロナ・ウィルス。

メディアやネットでも連日大騒ぎを繰り返している中
我々音楽、エンターテイメントの世界にも影響が現れてきました。

台風が起きれば農作物はダメージを受け、新型ウィルスが流行すれば音楽家活動にもダメージを受けるというものです。しかも、もうこれはどうしようもない

我々人間は自然の中の一部で、地球に乗せてもらってる生物の中の1つです。
我々だけいっつも安泰なんていうことはありえません。
ひとまずは無事に生き残り、今回の事を教訓に今後も人に優しく生きたいものです。

さて、新型ウィルスだー!演奏会が中止だー!仕事がなくなったー!お金どうするんだー!と騒ぐのは簡単です。SNSも生活に密着しているのでそこへどうしても書き込みたくなります。

でも新型ウィルスで世界が混乱に陥っている時、
僕たち音楽家は「社会に、また職業ではなく音楽を糧に日々を楽しく暮らしてい らっしゃる人たちに何ができるか」、それを考えたいと思いました。

政府は無用な外出は控え、多人数が集まるイベントは自粛するように

と促しています。そりゃそうです。目に見えない前代未聞の新型ウィルスが僕が暮らしている県でも発症者が現れ、日本中、世界中で発症の報告が上がってきているからです。

そこで今この瞬間、すでに集団感染が起きているこの状況で僕たちに何ができるかを考えたいと思います。

まず学生や社会人で音楽を楽しまれている方、つまりアマチュアの方々のために書いてみます。

・学生(まだ休校になっていない場合)

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もしまだ学校が休校になっていないのであればマウスピースや楽器、楽譜、清掃道具、借用して持ち帰っても良いものは許可を取った上で借用し家に持ち帰りましょう。

これから数日間、数週間
これまで一緒に切磋琢磨して練習をしてきた仲間、先生、学校という環境が
当たり前ではなくなる可能性があります

休校になっても家庭学習という環境になると思いますが、あきらかに登校をしていた時よりも空き時間は増えます。逆にチャンスです。

1年間〜数年間共に過ごした楽器の清掃や磨きなど今できることをしましょう。

防音室がなくても日中だけ近所の人に挨拶をし事情を説明しの30分だけ吹いてもいいかと聞いたり、または息だけ流し込みフィンガリングやマウスピースのみでの練習を行っても良いと思います。

楽譜だって暗譜に挑戦してみたり、普段だったら学校での練習ばかりで調べられていなかった楽語(AndanteやPoco piu mosso, legatoとか)を調べてみたり、その曲について調べてみたり歌ってみたりできます。

これまで毎日、いつも行っていた事のほんの少しでもこの緊急事態の上で行えると気が紛れます。

・学生(すでに休校になってしまい学校に入れない)

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今朝のニュースでも既に休校になり学校への登校を禁じられている方々が多いと見聞きしました。きっと数日前までは普通に行われていた日常がまた続くと思っていたでしょうから楽器や楽譜、備品なんて一切今手元にないはずです。

そこでできる事

・日記をつける
今のこの気持ちを残しておきましょう。わざわざSNSに載せる必要はありません。数ヶ月後、数年後見返したときに今この時の辛い体験が未来の自分を励ましてくれます。僕も東日本大震災や英国留学、その後の下積み時代など生きるか死ぬかの本気で生きた時代の記憶は薄れ美化されますが日記にはその時の自分の真剣さ、本気さがしっかり残っています。

・音楽を聴く
PCやスマフォでこれまで自分が取り組んでいた曲の原曲や他アレンジされたものを聞いてみます。きっと新しい発見やワクワクが起こるはずです。
また自分が担当している楽器のソロや様々なアンサンブルを聞いてみたりして自分の中の音楽の世界を広げます。きっと日常が戻ってきたときにその世界が演奏や活動の幅を絶大に広げます。

・筋トレを行う
家の中にじっとしているとネガティブになったり、創造力が弱くなります。
なのでYoutubeに載っている筋トレやヨガ、ストレッチを行い楽器の演奏に必要な筋肉を強化していきます。おすすめはこちら

また息だけでのエアーコントロールのトレーニングやフィンガリングのトレーニングなど自分で想像力豊かに「〇〇の力を強化しておけば楽器を使った練習の際にまたパワーアップして戻れる」と思えるようなトレーニングを作りやってみるのもおすすめです。

・知識を蓄える
洗足学園にはオンライン・スクールが開設されており、無料コンテンツも豊富です。そこでもし興味があれば音楽や、曲の成り立ちなどの基礎的な内容を学習することができます。

またWeb上にはブラウザ・ピアノというものもあります。ヘッドフォンをしピアノの音を出してみながら作曲や編曲を行なってみるのも楽しいです。

・学ぶ

Youtubeには幾千万の音楽家が展開しているサービスがあります。
演奏を聞いてみたりレッスン動画をみたり、一緒に練習できるような動画もあります。そのようなサービスを使い限りある時間を有効に使いましょう。

・英語や中国語など外国語を学ぶ

こんな機会でないと勉強の時間を取らないかも知れません。
日本語ではない、外国語を学ぶことで今まで全く知らなかった世界を知るというのは大いにあります。

英語でもウェールズの方言なんてどうですか?

まとめ

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演奏に限らずこれからさらに各種イベントは中止になっていくと思われます。

しかし、悲観をし何もしない選択肢を選ぶか、またいつの日か近い未来に面白おかしく遊ぶために今できることを探しこなしていくかを選ぶの自分自身です。

誰も他人の人生を充実させることなどできません。逆を言えば誰も我々自身を幸せにすることなどできません。自分が幸せに楽しくなるのです。

今の時代、幸いなことに外出をしなくても選べるエンターテイメントは数多く出回っています。PCやスマフォがなくても文章を書いたり、本を読んだり、楽譜をみたり、筋トレをしたりと行えることは数知れずです。

今あるものを使って工夫をし、0から1を、1から無限の可能性を生み出しこの状況だからこそ楽しくいきましょう。

一刻も早いこの状況の終息を祈りつつ、1人でも多くの音楽をはじめエンターテイメントに関わる人が楽しい時間を過ごせますように

僕は世界中の頭のいい人たち、偉人たちが寝ずの作業で新型ウィルスや罹患した方々の対応に回ってくださっていると信じています。

なのできっと大丈夫、今できることをしましょう。

ご読了ありがとうございました。


サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。