ハイランド讃歌の話その6
河野企画代表、チューバ奏者、指揮者の河野一之です。
今日はハイランド讃歌組曲の第6楽章、コルネットソロの
Lairg Muir
もくじ
これまでの記事を読んでもらってお分かりの通りこの組曲の題名には多くのスコットランド・ゲール語が使われている。それは作曲者が示す通り,地名の多くが今だに彼ら独自の言葉から来ているからだ。
(日本でいうとアイヌの言葉から来ている地名が多い北海道のようなもの。)
このLairg Muirもスコットランド・ゲール語のLairgが脛という意味の村名で、Muirが湿原という意味となる。
つまりLarig Muirはレアグ湿原という名前となる。
イメージ
分数は上記CDに由来
冒頭
誰もいない湿原、ゆるやかな風が吹く、音もほぼない
9小節(0.36)
歩き出す一行
11小節(0.42)
青年の鼻歌
17小節(1.03)
風、ささやき声
25小節(1.35)
大きい自然の歌(湖、滝、雲)
大地の歌
33小節(2.02)
独唱
39小節(2.32)
大地の合唱が収まる
40小節(2.36)
青年の鼻歌
52小節(3.22)
また弱風が吹き始める
54小節(3.30)
何も無い湿原のシーン
サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。