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人生の攻略本、なぜ僕は生きているのか。

友人がドラクエにはまっているようで、よくそのツイートをみかける。

そこで気づいたのはRPGって人生となんら変わりないということだ。

冒険にでて誰かを助け経験値を稼ぎ、様々な城や洞窟を探検し、最後は姫を助け出すために魔王を討つ。

その’攻略の仕方’が人生となんら変わりが無い。ゲームと人生の唯一の違いはシナリオと攻略本があるかないかだ。

僕が小さい頃、もちろんRPGにはまりドラクエやゼノサーガ、FF10にマリオRPGなど色んなロールプレイングゲームに熱中した。

当時はネットなんてまだあまり普及しておらず、小学生の僕がPCやネットに触れるのなんて学校でぐらい、だから今みたいにわからないところがあった時、ゲームの攻略法をネットで5秒後に見つけるなんてことはもちろんなかった。

だから本屋さんに走り攻略本を買うか先を進む友達に電話をして攻略法を聞くかの2通りしか無い

また僕の記憶でしかないけれども、当時はゲームが出ても攻略本はそのゲームの発売後ずいぶん後になって販売されていたと思う。そのゲームを楽しんでもらうためだ。

なので誰しもそのゲームの発売直後は同じラインに経ち公平に進めていく。

そしてつまづいたときは誰かに聞いたり、お金がある子は後日発売される攻略本から情報を得る。

その攻略本にも当たり外れがあったりね、懐かしい。

それで人生と同じという話だけれども、生まれ大人になって社会に出る。この社会に出た時点で最初の村を出る感じ。

そこから自分のレベルにあった洞窟やお城を探検したり、誰かを助けながら自分の目標とするもの、RPGならボスを倒しに向かう。

でも人生の場合、カイジの漫画ではないけれど勉強も進化も何もしない場合でもちゃんとどこまででも落ちていける場所が用意されている。

RPGの場合はLvが足りなくて草原で魔物に負けたり洞窟の奥で負けて教会に強制送還されるだけで済むが人生はそうではない。

でも人生にもちゃんと攻略本的なものはある。それが知識だ。

例えばこの日本という国で生きていく上で必要なのは日本のルールを知ることだ。人を殺してはいけないとか〇〇してはいけない系は日頃から刷り込まれているからなんとなく知っているだろうけど、〇〇まではしても良い、またはこういうものがあるるというルールを僕たちはあまり知らない。

RPGで言えば村人たちに情報をもらい宝箱のありかや新しいルートを聞く感じ。

またドラクエで言えば民家やお城にある本棚を’調べる’ボタンを連打して情報を得るのと同じで、本やネットから情報を得るのも大事だ。(たまに小さなメダルも入ってるし)

つまりその人生の攻略本は人や本が持っているということ。別な言い方をすれば聞きまくったり読みまくるということだ。

例えば自分が住んでいる行政や所属している組織に相談窓口があれば積極的に自分の状況を説明し、自分の生きたい人生=目標を話しそれに合った情報をもらう。

または自分が達成したい目標をすでに達成している人にお金を払ったりして習う。

親や先生方、身近にいる先人たちの意見もとても貴重だ。

そうすれば自分のLvに見合った目標達成の仕方を教えてもらえるし、その情報は自分専用になるため効果は抜群だ。

でも一般的に解放されている情報は広く大衆向けになっているためそれだけ見てもなんだかわからないことの方が多いだろう。

また本やネットにも貴重な情報が多い、人の話同様に嘘もたくさん紛れているが「こんなに有益な情報が!」と驚かされるような内容も多い。

ずいぶん昔「どうせ死ぬのになぜ頑張らなきゃいけないのだろうか、いつになったら’魔王を倒して平和な世の中’になり頑張るのをやめていい時がくるのだろうか」と考える時があった。

ずいぶん長い時間考え勉強をし、答えは見つかった。

死ぬ時に笑いながら「あー楽しかった」と死ぬ時のためだ。だから今いろんなことをするのだ。

ある人はこの世には’遊びに来ている’と言う。死後の世界があるというのであればそこは魂や神様たちの休憩所でそこではみんな退屈にしている。

何もかもが完璧だからだ。

でもこの世に生まれれば様々な制約があるからその中で工夫せざるをえなくなりその工夫が楽しいというのだ。

まさにこの世だ。

なのでこの自分というRPGを攻略したいのであれば

①とにかく経験値やお金を貯める
=知識や経験、お金を増やす。

②その経験値&お金を使ってLvをあげたり良い装備を買う
=新しい特技や技能を得る。

③Lvの上がった自分+良い装備で中ボスや難しいダンジョンに挑む
=新しい特技や技能を使って守りたいものを守ったり、新しい世界を見に行ったりする

→様々な制約から解き放たれさらなる工夫が必要な世界や自由な世界が待っている。
(挑みたい人はさらなる強敵が待つダンジョンへ、自分の村に帰りのんびりしたい人は村を少しづつ発展させたりのんびりしたりする。)

そんな感じ、僕で言えば



①音大や留学生活+アルバイトで知識や経験+お金を貯めた。
②チューバや指揮をしたり、個人事業立ち上げ、カウンセラーの資格取得etc.をする。
③結婚してみたり、自身初のリサイタルを開催、主催イベントの企画運営、新規事業の開拓

→まだまだ遊び足りないので①に戻っていろんな新しいことの勉強やお金の運用を学ぼうと思っている。

自分でまとめていてワクワクしてきたのでまたガンガンLv上げ継続します。

一つだけ言えるのは、この世界では誰か特別な人が勇者に選ばれるんじゃなくて誰でも勇者になれる。それはその世界の主人公は必ず自分自身だから。

World doesn't make you hero, you who know that you're the hero of your life  can change the world.

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世界が勇者を選ぶんじゃ無い、あなたがその勇者だと”気づくこと”があなたの世界を変えるのだ。

Cheers
Kaz




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