ヒデキ

ベティ・ザ・トーイと Rudy Red という 2 つのバンドでベースをやっています。…

ヒデキ

ベティ・ザ・トーイと Rudy Red という 2 つのバンドでベースをやっています。 ロックンロールが好きです。 https://twitter.com/Bass_Hideki

最近の記事

バンドマンたちの転換点

THE JIVES の活動休止がヤマコウくんのツイッターで発表された。 THE JIVES は何年か前に SNS でみかけてすぐ「ぜひ共演したい」と思い、当時ベース弾いてたミヤグニくんと接触して、彼らのイベント THE JIVE NIGHT に呼んでもらった。 バンド始めるのも、ましてやライブハウスのステージに立つのもかなり遅い年齢だったオレにとって、自分たちのイベントを持って躍動する THE JIVES はとても眩しい存在だった。 正直、別にそんな仲良くしてもらってたわ

    • ベティ・ザ・トーイ再始動に向けて

      ベティ・ザ・トーイが復活する。 動画貼っとくので再生して BGM にしながら続きを読んでくれるととても嬉しい! ベティ・ザ・トーイ、どんなバンドかと言うと、「結成してから結構長いのに、継続して一年以上ライブ活動した試しがない」バンドである。 いや、やる気ないわけじゃなくて。 休んでは再始動、休んでは再始動、が多かった。 ただ、今回の再始動は結構「ガチ」だ。なんせ自主企画打つのなんて初めてだし MV 出すのも初めて、音源発表も 7 年ぶり?である。 ちょっと振り返って

      • 今イチオシのバンド "Himalayas" を紹介したい

        「オレの中の覇権」みたいなものがある。 それはもちろん「世の中の覇権」と異なり、自分が物語として介在する。 例えば、今期アニメの覇権は「推しの子」かもしれないが、「オレの中の覇権」は「地獄楽」であって、それは「地獄楽」が10年以上振りに単行本を揃えた漫画であり、アニメ化発表以降、製作会社は、声優は…とジリジリ待ち続けたからでもあって、そうした「自分の物語」がコンテンツと交わって、「オレの中の覇権」になる。 違う、今日はアニメの話をしたいのではない。 「オレの中の覇権」と

        • 少し自分語りを

          その人の出す音に影響するのは、その人の音楽センスと音楽的な素養だけだ その人の人となりや歩んできた人生は、その人の音にはそれほど影響はしない…と自分は思っている(作詞家でもないかぎり) だから、これまで自分は、ベーシストとして、自分のプライベートを発信することはなかった ただ、その人の人となりを知ることで、その人の出す音に興味を持つことはあるだろう なので…というのは完全にただの建前で、なかなか今酔ってるので、少し自分語りをしたい 誰か暇だったら聞いていってくれ

        バンドマンたちの転換点

          00年代の波に消えていったガレージロックバンドたち

          私は、ロックバンドを愛するリスナーとして、「このバンドは売れる!」みたいな嗅覚が著しく欠如しているらしい。 「このバンドかっこいい!大好き!」みたいにハマっても、 さっぱり売れないまま、たいして人気も出ないまま解散していくのである。 特に 00 年代、たくさんの新人バンドを聴いてきたけど、 どんなに「こいつはかっこいい!」と思っても、すぐに消えていってしまった。 先日、久しぶりにそんなバンドたちを YouTube で立て続けに観たら懐かしくなったので、今日は彼らを紹介して

          00年代の波に消えていったガレージロックバンドたち

          新しい Rudy Red

          ってなんか小学校の教科書みたいなタイトルだな。新しい算数、とかそんなんなかったっけ。 昨日の夜は Rudy Red でライブでした。 ライブ自体が昨年 9 月以来、現場動員ありとしては昨年 3 月以来。 配信ライブも 2 回やったけど、やっぱお客さんが目の前にいる方が気分が盛り上がるね。 ノってくれてるのを観ることで、こっちもドライブ感が増していくこの感じ、久々に味わえて嬉しかった。 にしても昨日は他のメンツもすごくよかった。 寝たふりナッパーズは今のベーシストに

          新しい Rudy Red

          「地獄楽」が面白いんだ

          どんっ どうだい、美しいだろう? 「地獄楽」12巻の表紙だ あるときにふとしたキッカケで第一話を読んで「あ、これ好きなヤツだ」と直感し、先日ジャンプ+に掲載された最終話までしっかり読み切ってしまった  この漫画、とにかく面白い ここ最近の自分の養分は特撮より地獄楽である ところが、ツイッターで地獄楽について書いても誰も反応してくれない フォロワー誰も読んでねえの?マジか?こんなに面白いのに? というわけで、この漫画の面白いと思うポイントを、ネタバレしないレベル

          「地獄楽」が面白いんだ

          最近観た映画とか

          うちにはスクリーンとプロジェクターがある ↑スクリーンはこんな感じで、リビングの壁にドーンと貼っている 最近になって、買っててよかったと思うものナンバー1&2 である。 なにしろ、配信ライブ全盛期がこんな形で唐突に訪れるなんて、これらを買い揃えた時には思ってもみなかった。 で、これを使ってライブをよく観ているわけだけど(先日もボヘミアンズのワンマンをこれで楽しんだ)、せっかくなんで映画も週に二本ずつくらいのペースで観ている。 なので、映画の感想をいくつか書いてみよう

          最近観た映画とか

          仲良しこよしでなあなあにやってるバンドにも、リスペクト不足で文句言ってばかりいるバンドにも、オレたちは負けない

          今日は Rudy Red の話。 最近はライブもほとんど出ずにスタジオで製作ばっかりやってるけど、スタジオ入るごとにベストテイクを更新していて、これがなかなか面白い。 自分もこれまでにバンドをいくつか経験してきたけど、「曲を詰める」という工程がいちばん楽しいのは、Rudy Red だったりする。 Rudy Red の曲は、まずジンくん (Vo/Gu) がアイデアを持ってくる。 歌とギター以外のパートについては、ドラムパターンのイメージを口で伝えたり、似たドラムパターン

          仲良しこよしでなあなあにやってるバンドにも、リスペクト不足で文句言ってばかりいるバンドにも、オレたちは負けない

          The Jaded Hearts Club のアルバムを聴いた

          ※この記事はテンションで書かれています。あと長いです。心して読んでね。 来たよ!とうとう!待ちわびたよ!! The Jaded Hearts Club のアルバムだよ!! "You've Always Been Here" そもそもこのバンドを知ったのは、JET のドラマーであるクリス・セスターのインスタから。 Muse のマシューとかと組んで、ビートルズのカバーバンドを始めたとの投稿があった。 その名も "Dr. Pepper's Jaded Hearts Club

          The Jaded Hearts Club のアルバムを聴いた

          代々木 labo にシャツを忘れた

          (▲開演前の汚いよーすけ (Vo)) 昨日ベティ・ザ・トーイで代々木 labo にてライブだったのだが、終わった後にシャツを着替えたとき、脱いだ方を楽屋に忘れたらしい。 スタッフさんに確認したら預かってあるとのことだったので、取りに行くべく今再び代々木に来ている。(現在、スタッフさんからの「今来てください」の連絡待ち。) 今日の昼間は Rudy Red のスタジオだったのだけど、ジンくんから「いや普通シャツは忘れないでしょ」と生暖かいツッコミをいただきました。 そう

          代々木 labo にシャツを忘れた

          レコスタ配信ライブ ~その時何が起きたのか~

          これを書き始めた現在は 0時15分。安いウィスキーをロックで飲み、マディ・ウォーターズを聴きながら書いている。まぁブルーズは全然詳しくないのだけど。 最初は、今夜は The Jam のライブ盤を聴きながら飲むかー、と思ってたのだけど、なんかもうわりと深夜だし、The Jam で爆上げするよりはマディで静かに燃えたい気分になったのだ。 今日、というかもう 0 時回ったから昨日か。 昨日は中野にあるレコ―ディングスタジオからの配信ライブでした。 我々としてもスタジオ側としても、

          レコスタ配信ライブ ~その時何が起きたのか~

          夏の終わり、秋の始まり

          大都会新宿でも、秋の虫の鳴き声は聞こえるものだ。昨晩のスタジオリハ終わり、人混みの中、昼間のように明るい駅前を通り過ぎなら虫の音を聞くと、なんだか不思議な気持ちになった。 オレはすごく田舎の出身で、18 のときに東京に出てきたが、実家はすぐ裏手に森があるようなところである。 ちょうどダイニングキッチンがそこに面するような作りで、秋になると虫の大合唱を聞きながら夕食をとっていた。風情、というより、単純に「うるさっ」と感じるくらいの音量であった。 さて、そんな季節だが、ライ

          夏の終わり、秋の始まり

          オレとビートルズ

          断っておくが「ビートルズとオレ」ではなく「オレとビートルズ」である。 つまり、主体はオレ自身だ。ビートルズ論評みたいなのは一切出てこないし、そういうのは他にいくらでも詳しい人がいるから探してくれ。 オレはビートルズに三回出会った。 一回目は中学の時だ。英語の授業で先生が「みんなで歌ってみましょう」と洋楽を持ってくるのだが、それが Love Me Do だった。 Let It Be や Hey Jude を持ってくる先生もその後出会ったが、いきなり Love Me Do

          オレとビートルズ

          もう一回対バンしたいバンドを 4 つ挙げる

          バンドやってる利点のひとつに、カッコいいバンドをいち早く知れる、てのがある。対バンでカッコいいバンドと出会えるのである。 そんで、今日は、過去対バンしたバンドで、かっこよかったからまた対バンしたいぜ、てバンドを挙げる。 自分が企画やるなら是非呼びたいし、向こうからも是非呼んでほしいし、もしこれ読んでるライブハウスやイベント関係者がいたら是非ぶつけて欲しい。 ところで、オレはバンドマン同士が義理でお互いのライブに行きあったり、先輩バンドマンを無駄に持ち上げたりする風習は嫌

          もう一回対バンしたいバンドを 4 つ挙げる

          昨日のライブ

          今日はこの後 Rudy Red のスタジオがあるので、今のうちに昨日のベティ・ザ・トーイのライブのことをだらだらと書いておこう。 三軒茶屋のヘブンズドアに出たのは三年半ぶりくらいだったと思う。たぶん。 SoberBrown と初対バンだったのだけども、当時のドラマーが急に腹壊しただか熱だしたかで「今日は出来ねぇ」って言ったもんだから、当時のギタリストだったゆうちゃんが急遽ドラム叩いて乗り切ったのが最後だった。 本番前に近場のスタジオに入って、オレとゆうちゃんとさとるちゃ

          昨日のライブ