新しい Rudy Red

ってなんか小学校の教科書みたいなタイトルだな。新しい算数、とかそんなんなかったっけ。

昨日の夜は Rudy Red でライブでした。

ライブ自体が昨年 9 月以来、現場動員ありとしては昨年 3 月以来。

配信ライブも 2 回やったけど、やっぱお客さんが目の前にいる方が気分が盛り上がるね。

ノってくれてるのを観ることで、こっちもドライブ感が増していくこの感じ、久々に味わえて嬉しかった。


にしても昨日は他のメンツもすごくよかった。

寝たふりナッパーズは今のベーシストになってからは初めて観たけど、小さな手でハイフレットでロックンロールなフレーズ押さえててかっこよかったね。コーラスもハマってた。
やっぱ踊れるロックンロールが最高だよね。

ANNIE DROPS は対バンは初めてだけど観るのは二回目。正統派なパンクロック、痛快で爽快でカッケーよ。一瞬 I Wanna Be Your Dog やってたけどそういうのほんと好きそうだな。
終わった後ギターのコウショウくんと話したけど、やっぱラモーンズとかピストルズとかブルハとか好きなんだそうで。

Jewel はどっかのライブハウスで客同士として会ったことはあったけど、ライブ観るのは初めて。ベースラインの組立方が初期のポール・マッカートニーお得意のやつ。そして歌が超うまい。キレイにハモるね。
そういえばうちのリハの時、終わった瞬間ギターボーカルのジョンスくんがステージまで急いでやってきて「めっちゃカッコいい!」って言いに来てくれたよ。カワイイやつめ。


で、トリが我々 Rudy Red。

この一年、アルバム制作のためにずっとスタジオに籠もってきたけど、その中でずいぶんうちのバンドはグルーヴが根本から鍛え直された。なんていうか、曲の仕上がりに対してみんなで同じ景色が見えてきた感じ、というか。

しっかり曲に向き合う期間が出来たとこで、細部にいたるまで、バンドとして何をやってるのか・自分のパートが何するのか、それがハッキリしてきた。


個人的にはコロナだなんだで家にいる時間が長くなり、その分ずっとベース弾いてたことで、基礎力が向上してきたんじゃないかな。弾きたいフレーズを弾きたいときに出していけるようになってきたと思う。

とはいえ、本番はまたやっぱり違うな。本番でもイメージ通りに 100% やりきれるようまだまだ鍛えなくては。

やった曲については、既発曲は一曲目の「古傷」のみで、後はアルバム用の曲たち。

それってつまり、オレの加入後に出来た、オレがベースラインをつけた曲たち、てことだ。

オレは Rudy Red の三代目ベーシストで、既発曲に関してはすでに先代たちがベースラインを付けていて、オレは細かいとこ多少変えつつも大枠では先代のベースラインを踏襲してきた。

だから、昨日のライブは、グルーヴが一致してきたことと曲が新しくなったことで、今の三人による「オレたちの Rudy Red」になったな、と感じた。正真正銘の新しい Rudy Red になったな、と。


これからこの調子でまたライブ入れていきたいな。レコーディングやりつつではあるけど。

てことでジンくんも言ってたけど特に土日祝日のオファーであれば積極的に受けていく所存ですので、よろしくどーぞ。


では、こんなところで。バイバイ。


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