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地域とアートの関係を考える(京都府立丹後緑風高等学校)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2021年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

100人弱という人数規模の大きいプログラムだったが、行程を4班に分けることで対話型鑑賞も組み込み体験を重視した。

■開催日時
2021年12月3日(金)9:00~16:30
■参加者
計96名
■対象(学年)
生徒89名(高2)、先生7名
■問い合わせ日
2021年7月26日(月)
■認知経路
ウェブ問い合わせ

スケジュール(日帰り)

特徴

プログラムの特徴

・人数規模は大きいものの、滞在時間が長かったため、複数のグループに分かれることで多くのアート施設を鑑賞していただけた。
・アテンドスタッフも大型バスに乗り込み、移動中にガイドをすることで鑑賞時間を確保した。
・地中美術館は全グループ鑑賞希望のため、李禹煥美術館の屋外作品と交互に鑑賞する行程で調整。
・基本的には自由鑑賞だが、導入で作品の背景をガイドしたり、対話型鑑賞を入れ込んだりした。

参加者の反応(生徒)

対話型鑑賞では、積極性は個人差、グループの雰囲気による差があった。

写真は積極的に撮っていた。

(感想)作品の鉄板が焼杉に見える。無限門が虹に見える。(無限門の影を見て)大きく口を開けたクジラにも見える。

企画担当者からの評価

■コメント

先生方からは、直島を一番楽しみにしていたというコメントをいただけた。

添乗員が直島での滞在を評価してくださっていた。

まとめ・考察

・全体を24名ずつの4班に分け、大型バス3台で送迎できるよう行程調整。各班にはアテンドがついて対応。3台のバスにはそれぞれ添乗員1名ずつついてもらった。複雑な行程だったが概ね問題なく進行。
・アート鑑賞に慣れていない生徒が多く、事前レクチャーを提供し、作品の見方をお伝えするなど事前にもう少しフォローできればよかった。
(大黒)



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