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地域の歴史や魅力を引き出すまちづくりを考える(岡山青年会議所)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

犬島島内を散策し、犬島にもともとあるものがどう活かされていて、どう変化したかを考えるワークを実施。犬島での体験をもとに、自分が暮らす地域にあるものを活かし、どのようなまちづくりがしたいかをビジョンボードにまとめ、提案してもらった。

■開催日時
2022年7月3日(日)9:00-16:00
■参加者
子供50名+大人14名
■対象
小学5~6年生、大人
■問い合わせ日
2021年10月4日 教育プログラム問い合わせ
■認知経路
ベネッセホールディングス経由

児童が取り組んだビジョンボード

スケジュール

8:50  午前の部:犬島着
9:15 犬島精錬所美術館、近代化産業遺産  
    (3グループに分かれて鑑賞、ワークシート記入)
10:45 犬島自然の家にてビジョンボードを作成
   (自分の地域のまちづくり)
11:30 午後の部:犬島着
11:50 午前の部:犬島発
12:30 犬島精錬所美術館、近代化産業遺産
    (ワークシート記入、途中休憩時間含む)
14:30 犬島自然の家にてビジョンボード作成、発表
16:00 犬島発

特徴

プログラムの特徴

・半日のプログラムを午前と午後に分けて2回実施することで、より多くの参加者を受け入れ られるようにした。
・犬島や自分の暮らす地域のことを段階的に考えられるような問いを設定した。
・それぞれアウトプットしやすいよう、ビジョンボードは絵と文、どちらでも書けるようにした。

参加者の反応

・好奇心旺盛な児童が多く、屋外では鍰煉瓦や犬島みかげ、煙突など目に見える素材、館内では空気の流れや温度など目に見えないものについて自分なりに考察していた。
・ビジョンボードは絵と文、それぞれ好きな方から取り組んでいた。
・恥ずかしがりながらも、全員発表ができていた。

【参加した児童の感想】

・おばあちゃん(次田さん)のお話が印象に残った。

・次はお父さんとお母さんを連れてきたい。

企画担当者からの評価

■満足度

5/5点

■再利用意向

4/5点

・学校ではなかなか体験できないことや学ぶことができないことを体験できた。

・こちらの都合ではあるが、時期などは少し考慮した方がいい。

まとめ・考察

・猛暑の中での催行となり、屋外での時間を短縮し、休憩時間を挟みながらの行程に変更。こちらで予備の水分を用意するなど熱中症対策は課題。
・設定した問い(犬島/自分の暮らす町に元々あるものがどう活用され、どんな場になっているか)によって自分の地域のビジョンを段階的に考える子と、こんな町にしたい、という理想からビジョンを描く子と様々だった。
・昼食手配や島内での動き、当日の配布物については事前のコミュニケーションを密にとることでよりスムーズな進行ができたかもし れない。(大黒)


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