思考言語化プログラム(トヨタレンタリース岡山)
この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2021年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
対話型鑑賞、問いをつくるワーク、思考を広げるカードワークなどを組み込み、社会人向けのアート鑑賞を通じて言語化力・思考力・共感力を養うプログラム。
スケジュール
特徴
プログラムの特徴
・共感力、コミュニケーション力、思考力と表現力を磨きたいというオファーだったため、対話型鑑賞を中心に、問いの設定とファシリテーター実践を組み込んだプログラムとした。
・現地では問いを解決に導くためのヒントのタネ集めと位置づけ、具体的な実行計画は事後ワークで取り組んでいただくことで、より直島での体験を色々な距離感で捉え活かせるようにした。
企画担当者からの評価
「考える・向き合う」といった環境と時間をしっかりいただけたこと。そのようにファシリテートいただけたこと。自分で自分の課題をみつけて、対策を考える、という行為が、方針策定・地域課題解決といった仕事そのものに直結していた。
■満足度
5 / 5点
■再利用意向
5 / 5点
■良かったこと
対話型鑑賞と各員作品を選んでの発表。
他者の意見の受領、自身の深堀と言語化の訓練に有用
■要改善
本村エリアの散策
館内作品と同様に、意見交換による深堀まで実施したい
まとめ・考察
・研修として来ている意識が高く、対話型鑑賞の最中から普段の仕事や企業理念に結び付けて考えている場面が見られた。
・対話型鑑賞の体験時間を長くとり、何度も繰り返すことで自然と鑑賞の姿勢が身につき、アウトプット力が短時間で向上するととともに、各自のものの考え方の癖や潜在的に意識していること(チームビルディングなど)に気づくことができていた。
・本村エリアでのワーク、ファシリテーター実践プログラムは今後ブラッシュアップが必要。
(藤原)
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