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国際交流プログラム(環太平洋大学)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

グループワークや発表機会を多く設定し、アウトプットが強化できるようにした。昨年にはなかった島民インタビューを追加。

■開催日時
2022年9月9日(金)、10日(土)
■参加者
10名(現代経営学科1~3年生:うち5名は留学生)
■対象
大学3年生
■問い合わせ日
2022年5月19日(木)
■認知経路
昨年に続き2回目
■事前学習
2022年9月5日(環太平洋大学にて)

スケジュール

■1日目

10:15 対話型鑑賞@ベネッセハウスミュージアム
12:15 福武理事長講演、質疑応答
14:15 本村エリア ペア散策
16:00 直島町役場職員インタビュー
16:30 ラップアップ
   ベネッセハウス宿泊

■2日目

9:00 李禹煥美術館にてカードワーク
10:15 ヴァレーギャラリー
10:45 直島コメづくりプロジェクト作業体験
13:15 地中美術館 個人自由鑑賞
15:00 グループワーク、発表
16:00 終了

特徴

プログラムの特徴

・アウトプットを強化したいとリクエストがあったため、グループワークや発表機会を多く設定。
・昨年には無かった島民インタビューを追加。

参加者の声

・今までは自分の意見を口に出すことにためらいがあったが、直島に来てファシリテーターと話す場面以外でも伝えることができるようになった。

・人の話に耳を傾けることで得られることの良さを知りました。

・言語表現力が身に付いたので、就職活動や仕事に役立てると思った。

・考えたことを正しく言葉にする難しさを実感しました。これからは誰かともっと対話をしていくようにしたいと思います。

・アートの作品だけでなく、その周りのすべての物事について、より深く集中し、観察し、考える訓練ができた。本当に、自分が成長したように感じています。

・直島の人々の思いや努力がどんな場面でも感じられた。

担当教員からの評価

■満足度

4/5点

■再利用意向

3/5点
・事前研修会があったことは大変助かりました。
・予算面が懸念になる点です

■良かったこと

・本学校舎と同様、建築家・安藤忠雄氏が設計された美術館やホテルを鑑賞し、あらためて自然とアートと建物が一体となった美を体感することができた。学び舎に対する新たな視点が加わったこと。

・非日常空間での対話型鑑賞が、学生の思考を刺激し、自分の内面を探りながら普段出てこないような言葉や表現を紡ぎだしていたこと。

・きっちりと案内していただく時間と、学生が自由に歩ける時間がバランスよくあったこと。

■改善が必要なこと

・特になし

まとめ・考察

・鑑賞キットを初めて活用したが、使っている学生が少なかったので、もう少し使用用途や場面を指定した方が良い。
・今年事前学習から参加させていただいたことで、学生の興味関心に沿った内容に調整することができた。(藤原)

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