ナチュラルパーフェクトシュート®︎を勉強して起きたこと

ノートを書き始めて３周年。忙しくなるとすぐ書かなくなる僕ですが、いうも読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。

前書き

ナチュラルパーフェクトは今倉定男氏が提唱するシュート理論であり、登録商標です。今年、新作のDVDが販売されて早速購入し、クリニックなどでアウトプットをしています。
ナチュラルパーフェクトシュート®︎は私がアメリカで取り組んでいたワークアウトプログラムにかなり近しいものがある理論であり、それを素晴らしいワードセンスで子どもたちにもわかりやすく指導できるメソッドになっているため、迷わずに購入しました。そんな出会いです。

FOREST理論について

FOREST理論についてはご存知ですか？
僕ら世代まではBEEFでお馴染みの・・・です。が、昨今はもっぱらFORESTです。森の中にシュートフォームはあります。
F＝フォロースルー
O＝オフハンド
R＝リズム
E＝エルボーアイ
S＝スィープアンドスウェイ
T＝ターン
これらの要素に着目してシュートフォームの部品を組み立てゆくとシュートは上手になるというものですが、基本的には科学です。力学などを中心に分解されていった行先がFORESTと考えてもらえるといいです。

女子選手がなぜワンハンドシュートができないかというと、まずは社会性です。ワンハンドを煙たがる連中の存在が空気を作り、「女子選手は両手で打つもの」という常識を作っています。その辺りを壊すために、ワンハンドを実践し、正しい理論によって短期間により成果を実感させてあげることが重要です。私は化石と呼んでいますが、両手打ちを長年続けている選手こそ古い理論（BEEF）による運動の定着が見られます。
きちんと根本の常識をぶっ壊し、新たな理論での実感いわゆる感動がないと選手はワンハンドを採用しません。だから、両手打ちをしている選手にワンハンドを教えるというのは相当な技量が求められます。クリニックに参加してくれて、その１〜２時間の短い時間である程度効果を実感し、感動を与える・・・というのが女子選手のワンハンドシュート普及に大切です。あえてここで触れておきました。

1番大事なこと

あまり長々と書いても仕方ないので確信に早速触れていきたいと思います。このナチュラルパーフェクトシュート®︎というのは、今倉先生といういい意味で変態な先生がシュート動作を教えようと考えるのではなく、NBA選手からたくさんのヒントを得ながら、運動を指導することに長けている理論（私の感想ですw）で賛否両論はあるものの日本バスケにとっては大きな改革となるような理論です。面白いです。ちなみに為人も。まだお会いしたことはないですが。
運動を教えようと思うと、人はまずゴールを見せようとします。ドリブルのファンダメンタルとかでも姿勢が大事という最もコアな部分を最初に指導します。もちろんですよね。この理論ではそういうことを一切しません。逆に意味のわからない動きで、かつ生活に密着しているような、誰もが知っている動きをかき集めて最後に『あれ、シュート完成してる』という状態を作ります。だからこそ、素晴らしいのです。

そして、シュートという動作、運動はバスケの究極だと思わせてくれます。これは逆にゴールだからこそ、なんですよね。
バスケにおいてシュートとは最終運動ですよね。オフェンスでは、いろんな運動の最後にシュート。メンタル面としてもシュートの向上はさまざまな自信に。運動としても最終形態、最終段階なんです。かなりの運動要素が集約されています。だから、このメソッドで練習する選手はあらゆる能力の土台がきちんと形成され、向上します。そんなメリットもあります。（僕の指導が上手なだけかもしれません。嘘ですw）

だからこそ、きちんと学ぶべきなのがシューティングフォームということになります。

きちんと学びましょう。最新を。

指導の最前線にいると、経験則だけで指導をする人がいます。その理論、最新ですか？外見は新そうなのに中身が古いというのは人間にはありがちです。その理論は毎年、いやNBAのシーズンが来るたびにブラッシュアップされていきます。だからNBAを指導者も見なければいけないのです。
シュートでありがちなのが、BOXと言われる膝（つま先）肩を線で結んだ四角、これをきちんと作ってリングに向きましょうというのはもう古いです。
そしてパワースタンスと呼ばれる基本姿勢で『スクワットの姿勢』と指導するのももう古いのです。今は『デッドリフト』すなわち膝の伸展が大事とされていて、ハムを中心とした運動というよりは臀部、つまりお尻を使った運動をしなければいけないとNBAでは囁かれています。
骨盤についてはここ近年でかなり言われていますが、臀部の使い方というのは学ぶに難しいです。バスケの運動で自然に身につけるのは難しいです。その辺りを網羅できるのがアメリカの「そのドリル」なんですよね。ちゃんと意味がわかないとなんとなく真似してやらせておしまいになってしまいがちなドリルやレクにすごく詰まっているというのが真実です。

とはいえ、この理論を用いるとそう言った悩みも解決することができるので・・・

ここから有料にします

人の理論で・・・というのが僕の中ですごくひっかかりますが、安いものではないのでここから有料にさせてください。