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1年かけて「採用サイト」をつくって、実際どうだったのかの本音

こんにちは。あれほど暑かった夏がウソのように、めっきり涼しくなりました。私は昨日、あわてて衣替えをしました。

衣替えをすると毎回、「わたしこんなに服少なかったっけ…?着れる服がない…」と思うのは私だけでしょうか。

と個人的な話はさておき、今回は当社の「採用サイト」についてお話したいと思います。

当社は約1年前、オリジナルの「採用サイト」をつくりました。
理由は、「求職者のかたも、受け入れる私たちもお互いできるだけミスマッチのない採用をしたかったから」です。

エンジニアの求人を某大手サイトで何度か募集しても、お問い合わせはくるものの条件が合わなかったり、実際に入社された方もいましたが、すぐに退職されたり・・採用に関しては紆余曲折が続いていました。

そこで、『自分たちの想いを洗いざらい伝えて、それに共感いただいた方に応募していただこう』と、外部の方にご協力をお願いしました。制作前の議論をはじめ、取材や撮影など…構想から約1年がかりで完成しました。

私たちの会社の規模からすると、かなり頑張って時間とお金をかけたと思います。それほど採用に対して強い思いがあったからです。

そして完成したのが…すっっっーーごく面倒くさい採用サイトでした。それはもう、暑苦しい・・・これでもかと想いを語っちゃっております。
さらに、”応募のハードルはできるだけ低く、応募しやすく” というセオリーをフル無視した出来栄え。(※現在は改良して応募しやすくなっています)

採用サイトのトップページです

完成した当時は正直不安でした。
「こんな面倒くさいサイトから応募がくるのだろうか…」と。ある種の賭けでした。

そして採用サイトをオープンしたところ、すぐに数件反応がありました。幸先いいぞ!と胸をなでおろしましたが、それも続かず、採用にも至らずで、1か月もしないうちに、まったく反応がなくなりました。

つくる前から頭の片隅にはありましたが、やっぱりか…と現実を見ました。「どんなに思いを込めてつくっても、見てもらえなかったら存在していないのと同じ」ということ。

ドレスを着たシンデレラも、自分の部屋に閉じこもっていては、王子様にも気づいてもらえませんもんね。

当社が運用する公式SNSのアカウントで採用サイトを紹介したり、代表個人のSNSで採用サイトをPRしたり、プレスリリースも出しました。
業界外の人からは「素敵なサイトですね」と褒めていただけましたが、肝心のエンジニアの方に届かなければ・・・。

完成して痛感したのは、「採用サイトをつくるのはゴールではない」ということです。採用サイトをいかに広めて、届けたい人に届くようにしていくのか、さらに工夫や活動をしていかなければならない当たり前のことに気付かされました。

でも、実はつくるだけでも良かったことはたくさんあったんです。

  1. 自分たちの想いを言語化できた

  2. 商材写真をたくさん撮れて、活用できる材料が増えた

  3. 社員全員が採用に対して自分意識を持つ機会になった

そして、今は自分たちで少しずつ改良を重ねています。

いつ使うんだ?みたいな商材写真。個人的にはこれが一番好き。インディーズのCDジャケット風。そして、なぜ社長が真ん中でないのか問題

採用サイトは間違いなく当社の財産です。制作に協力いただいた皆さんには心から感謝していますし、今も色々とサポートしていただいています。

私たちが普段つくっているシステムと同じように、つくって満足、つくって終わりではなく、完成してからがスタート。メンテナンスや品質管理を継続していかなめればと、改めて気付くことができました。

そんな私たちの「IT業界一面倒くさい採用サイト」、良かったらご覧ください。
https://recruit.ba6.jp/

当社では、全国どこでも働けるエンジニアの方を募集しています。

履歴書や職務経歴書不要のカジュアル面談も受け付けておりますので、お気軽に採用サイトのフォームからお問い合わせください。
お待ちしております!

読んでいただきありがとうございました。



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