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『チーズはどこへ消えた?』 スペンサー・ジョンソン

2匹のネズミ「スニッフ」と「スカリー」、2人の小人「ヘム」と「ホー」が、迷路の中で無くなってしまったチーズを探す物語。

この物語の中でいう「チーズ」は、人間でいうところの「仕事」や「人間関係」、「結婚」、「友人」などに置き換えられる。

この物語の中に登場する2匹と2人の性格はバラバラで、人間でいう「単純さ」と「複雑さ」を意味する。

身の周りに訪れる「変化」にいかに対応するか、また、自分自身が「変化」することによって感じる恐怖にいかに打ち勝つか、というような、人生を生き抜く上でとても重要なヒントをこの本では教えてくれる。

「1時間で人生が変わる」とはよく言ったもので、構成はストーリー仕立てになっているにも関わらず、読もうと思えば1時間で読めてしまう手軽さも、この本の魅力の一つである。

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