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『「一生懸命」の教え方』 小倉全由

関東一高、日大三高の監督を歴任し、全国制覇2回、春夏通算21回甲子園に出場、通算37勝を挙げている名将、小倉全由氏の著書。

野球の技術のことよりも、指導者としての選手との向き合い方、目標への向かわせ方など、チームマネジメントを行う上で、心掛けるべきことがテーマの中心となっている。

ただ褒めればいいわけではなく、然るべきタイミングで効果的に叱ること、そして褒めることは、技術を向上させることにつながること、キャプテンを選ぶ際に必要な要素、数字だけではなく誰もが理解できる言葉でアドバイスをすることなど、とてもためになる内容が多く載っている。

指導者も選手と同じ熱量で指導にあたることが、選手を「一生懸命」にさせる一番の方法であると感じた。

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