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『そこそこやるか、そこまでやるか』 鍛冶舎巧

社会人野球の松下電器で監督、専務役員を務め、その後、NHKの高校野球でお馴染みの解説者となった鍛冶舎巧氏が、2014年4月、熊本の秀学館高校の野球部の監督に就任した。

現在は岐阜の県立岐阜商業高校で監督を務める鍛冶舎氏であるが、以前は大阪の中学硬式野球チーム・オール枚方ボーイズでも指揮を執っていた。

その枚方ボーイズで12年間で12回の日本一を達成するほどの手腕を持った指導者であるが、秀学館でも3季連続甲子園でベスト4の成績を収めるなど一時代を築いた。

この本では、低迷していた秀学館野球部を復活に導いた手法と経緯、熊本の高校野球を変えることへの熱い想い、そして一人の組織の中のリーダーとしての在り方などが綴られている。

具体的なエピソードなども多く、鍛冶舎氏自身の人格が読み取れる一冊となっている。

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