『僕たちの高校野球』 ベースボール・マガジン社/編
日本を代表する9人の現役プロ野球選手の高校時代を、本人や指導者の談話を元に振り返った一冊。
今となっては知らない人のいないプロ野球選手たちばかりではあるが、高校時代の経歴は様々である。
高校入学当初は大して期待された選手ではなかった柳田悠岐、大野雄大、浅村栄斗。
精神的に未熟なところがあり、一時は野球部を退部しようとした坂本勇人、山崎康晃。
かたや期待されて入部してきたものの、甲子園には出場できなかった山本由伸や一年生の時にしか出場できなかった村上宗隆。
そして甲子園でスターとなった高橋光成と吉田輝星と、皆三者三様の高校時代を送ってきた。
プロ野球選手達であっても、高校野球はあくまでも〝通過点〟。
また違った視点で高校野球やプロ野球を見るきっかけとなる一冊あった。
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