📒頑張“れ”ない人、頑張“ら”ない人。

先日、結果が全てであるという話をしました。

結果を残す人は努力をしている。
だから成果をあげられる。

そういった内容です。

とはいえ、結果を残せない人がいるのは事実。
努力の方向性とか、タイミングとか、様々な要因があると思います。

しかし元をただせば、

頑張“れ”ない人

と

頑張“ら”ない人

これらの二種類に分けられないでしょうか。

どちらも同じ『努力不足』ですが、前者と後者には大きな違いがあります。

前者は外的要因が含まれますが、後者は自分自身の問題です。

前者の場合、原因を深堀して解決することができます。
後者の場合は難しいでしょう。
なぜなら、やる気の炎が消えかけている状態だからです。

心と体は密接な関係にあるので、前者のケースは休むことも必要です。
十分な休息を取り、また歩き出せばいいのです。

私は頑張れない人、頑張らない人と両者を見てきました。
どちらももどかしい。現状を打破したい。そう思っています。
しかし、これがなかなかうまくいかない。

行動を起こせるか、起こせないか。

頑張れない人は何度だってやり直せます。
頑張らない人はチャンスがなくなります。

1なのか0なのか。その違いは比べ物になりません。

首都大学野球連盟を応援してはや十年以上の月日が経ちます。何千にのぼるほど、選手を見てきました。

大学時代に日の目を見ずに卒業をしていった選手もいます。しかし、そういった選手も当時『頑張れなかった』だけで卒業後に花を咲かせた人もいます。

大学在学中に『頑張らなかった』選手もいます。新しい目標を見つけ、奮闘している人もいます。そのまま腐って、どうしているかわからない人もいます。

もちろん野球が全てではありません。ただ、頑張るというのはどんなことにも共通するものです。

頑張る＝苦しいこと

このように解釈する人もいるでしょう。私は、自分の目標のために道を切り拓くこと。これこそが『頑張る』という意味だと捉えています。

道を切り拓けないのか、切り拓かないのか。

このように考えるとわかりやすいでしょう。

自分の意思で変えられるものか、そうではないのか。

いずれにしても、現状を変える努力をする気があるのかないのか。突き詰めて考えればそういうことでしょう。

頑張ることを強要するわけではありません。ただ、私は頑張らなかったら後悔すると思っています。できたかもしれない、やれたかもしれない。その可能性さえも自分が潰した。そうなりたくないのです。

私はできた人間ではありません。できれば楽をしたいし、労力をかけずに地位や名誉が欲しい。しかし、そんなうまい話はありません。目標を達成するには自ら考え動き、力をつける必要があります。

やってもうまくいかない。できなかった。
一生懸命挑戦したけど、ダメだった。

同じダメなら『頑張れなかった』でありたいのです。
なぜなら原因をみつけ、修正や反省をすることができるからです。

頑張れなかった自分とは決別ができます。
頑張らない自分とはなかなかお別れはできません。放棄しているから。

あなたはどちらを選びますか。