👤腹を立てるくらいなら、その分大事な人に向き合いたい。

意外と(いや、意外でもない)短気な私は、人の煽りに乗りやすい。些細なことに『プッツン』とくるため、気持ちを静めるのに必死だ。

売られた喧嘩は買う。目には目を歯には歯を。子どものころはそうだった(今でこそふっかけたりはしないが)。あまりに馬鹿げていて、話にならない。すぐに牙をむいてしまう性分は、とても生きづらい。何でこんな小さなことに腹を立ててしまうのだろう。どうして、流すことができないのだろう。怒りの矛先は、いつの間にか相手ではなく自分に向いている。

そんな短気な自分を見直すために三つの約束を作った。

一つ、煽りに乗らない。
二つ、マウントを真に受けない。
三つ、無を貫く。
ストレスを最小限に抑え、大事な人と向き合うために。
同じ土俵に立たないための、自分との約束です。

一つ、煽りに乗らない。
二つ、マウントを真に受けない。
三つ、無を貫く。

ストレスを最小限に抑え、大事な人と向き合うために。
同じ土俵に立たないための、自分との約束です。

— かなねーさん⋆͛🦖⋆͛ (@baseball_2518) October 20, 2021

負の力は自分の身を滅ぼす。それを理解しているからこそ、自分に何度も言い聞かせている。とはいえ、もう既に100回くらいは約束を破っている。人間らしい自分に呆れながら、より良い人生を送るために日々葛藤している。

時間は有限だから。できることなら、大事な人と有意義な時間を過ごしたい。負の感情なんかに支配されたくない。闇に支配された自分が大嫌いだから。相手を責めても憎んでも何も得られないから。

毎日が戦いだ。嫌だと思うもの、負の怪物に縛られそうになったら、その原因に蓋をする。見ない、触れない、考えない。距離を置き、自分の気持ちを落ち着かせる。それでも気にしてしまうのは、まだまだ自分が未熟だから。満ち足りていれば、ガヤなんて気にならないから。全くだ、どうかしている。

自分の弱点をわかり切っているから、何度約束を破ろうとも私は掲げ続ける。いつか必ず、守れる日がくるはずだから。そのときにはもっと自分が強くなっているはずだから。少しだけマシだと思う点は、怒りの最終着地点が自分であること。ほんのちょっとは成長したのかもしれない。いや、甘やかすな。まだまだだ。

困ったときの助け舟

人間関係でパンクしそうになったとき、すぐに小池一夫さんの本を読むことにしている。優しくも厳しい言葉で『人生の本質』をついているからだ。おじいちゃんのひとり言のようで、すらすらと読むことができる。納得できるし、視野が広がる。ページをめくるごとに、あたたかい気持ちを抱くことができる。

ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉

自分のせいだと思わない。: 小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉

だめなら逃げてみる: 自分を休める225の言葉

人生の結論 (朝日新書)

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大事な人たちに時間を割いて生きていきたい。ずっと思っている。しかし、生きている限り何かしらの『嫌なこと』に直面する。そういう瞬間こそ、人の本性が見えると思う。負の感情に支配された自分って、最高に悪い顔していると思う。その醜い姿をさらしながら生きていたくはない。できる限り笑顔でいたいし、人のために生きていたい。そのためには、自分のご機嫌は自分でとり、自分のために生きること。その結果、誰かのために生きられるのだと思う。

同じ土俵に立ってはいけないと考えているうちは、まだまだ甘い。わかっている。そうだとしても、私は自分と約束をしなければならない。何百回その期待を裏切陽とも。楽しく、健やかに、大事な人たちと向き合うために。弱い人間だからこそ。