見出し画像

📸今年はポートレートに挑戦する。

野球撮影専門の私は、現在オフシーズンに入っています。

のんびり過ごしているかと思いきや、機材のメンテナンスに年始の写真展の準備にと、オフらしいオフではありません。常にカメラと写真と野球のことを考えています。何だか忙しないですが、物凄く幸せなことです。

―――

昨年末、友人にポートレート撮影を頼まれました。なんでもInstagramとTwitterのアイコンに使いたいとか。私は野球しか撮ったことがないので少々困惑。でもやってみたら『新しい世界』が開けるかもと、快諾しました。

D780で撮影。

初めて撮ってみましたが、これがまた難しい。でも最初の一枚にしては上手く撮れたのではと自画自賛気味の私(これがいけない)。友人は仕事柄、撮られることに慣れているので、ここまでの表情が出せているのだと思います(あと私が友達だからかな)。

東京、有楽町あたりをぶらぶらして繰り返し撮影をしました。銀座は一部歩行者天国にもなっていて、私以外にもたくさんの人がカメラを構えていました。みんなInstagramのアイコン目的かな(嘘です)。いずれにしても楽しい時間を過ごせました。


よし、ポートレート撮影やってみるか。


単純なのでちょっとその気になってみました。今まで選手(男性)を撮ることが多かったので、鋭く強い絵をコンセプトにシャッターを切っていました。女性を撮るのは新鮮でしたし、設定も全く違います。柔らかいタッチにしているので、私が普段撮る『鋭さ』は感じられないと思います。

新しいアイテムも購入しました。それはストロボです。私の師匠が「今後の撮影に必須だよ」と教えてくれたので、素直に即座に手に入れました。まだ使っていないので、野球シーズンに入る前に試したいと思います。

カメラはとても奥深いです。撮れば撮るほどわからなくなりますし、撮れば撮るほど幅が広がります。毎回の撮影が学びです。

私にとって、シャッターを切るという動作は『魔法をかけること』とイコールです。被写体のもつ力と、私の魔法が合わさって一つの作品になります。どちらかの力が強すぎても弱すぎてもいけません。その微妙な加減を調整するのが、私の役割だと思っています。

色々な人を撮りたい。誰かの思い出に携わりたい。人の思いをぎゅっと封じ込めたい。さらに進化した一枚を今年は残していけたらなと思っています。これから私は、どんな人たちに出会うのだろう。今からとても楽しみです。


いただいたサポートは野球の遠征費、カメラの維持費などに活用をさせていただきます。何を残せるか、私に何ができるかまだまだ模索中ですが、よろしくお願いします。