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⚾首都OB合同自主トレ

2023年12月23日
埼玉県は朝霞にある武蔵大学硬式野球部のグラウンドをお借りし、首都OBの合同自主トレを行いました。


きっかけは応援している選手のある一言です。


「ハナマウイの種子島さん(筑波大学OB)と一緒に練習してみたい」



数カ月前、千曲川硬式野球クラブに所属する花岡大輔選手(佐久長聖高校→武蔵大学)がそんなことを口にしていました。

その言葉を拾い上げた友人が『何とか二人を繋いでほしい』と、私に連絡をよこしてきたのです。


可愛がっているはなちゃん(花岡選手)のためなら、
ねーさんなんだってやる!!!!!


そこからは猛スピード。仕事前にさっさと二人を繋ぐ段取りをつけ、準備は万全。人見知りの二人で四苦八苦しましたが、なんとかこの日を迎えることができました。大学時代から仲良くさせていただいている二人が揃うのは不思議な感覚でした。

たくさんの方々の協力があり、当日は思っていた以上に人が集まりました。心より感謝申し上げます。

【参加者】
種子島大輝さん(膳所高校→筑波大学→日立製作所→ハナマウイ)
花岡大輔さん(佐久長聖高校→武蔵大学→千曲川硬式野球クラブ)

【サポート】
大井駿之介さん、北村駿さん、鈴木裕さん、米倉凌平さん、山本博章さん

【武蔵大学】
佐藤海コーチ、永嶌晃士コーチ、中橋巧喜選手(成田①)、樋口結希斗選手(浦和学院③)、福地祥マネージャー(花巻東①)


当日は9時前にグラウンド集合。

かなねーさん×種子島×花岡号は7時45分に秋葉原駅にて合流。

かなねーさん「ついたよ」
種子島「皿を割って片付けています8時に着きます」
花岡「道に迷いました少し遅れます」

先行き不透明。予想できた事象。

どうなることやらと思いましたが、なんとか時間までにはグラウンドに到着することができました。もちろん重役出勤を余儀なくされました。それくらいがちょうどいい。


ほぼ全員が初対面の中、不安はありましたが心配無用でした。やはり野球が繋ぐ力は強固なものです。アップをしながら、次第にみんなが打ち解けていきました。

アップが終わり、体が温まったところでノックを行いました。

花岡大輔選手
種子島大輝選手


それまで談笑していたみんなの顔が一変。戦う男の顔(どこかで聞いた)をしていました。


佐藤海コーチと花岡大輔選手と中橋巧喜選手
久しぶりの旧友との会話で嬉しそう
※佐藤コーチと花岡選手は武蔵大学で同期
トンボをかけながら野球談議に花を咲かせる


ノックが終わり少し休憩を挟み、本日のメインのフリーバッティング。武蔵大学の中橋選手に加え、樋口選手も合流し打ち込みました。


花岡選手のバッティングを確認する種子島選手
花岡選手のバッティングをみる樋口選手
種子島選手からアドバイスを受ける花岡選手
フリーバッティングを真剣に見つめる樋口選手
渾身のナックルボールを投じる北村投手

たくさん打ち込んだところであっという間にお昼。ここでみんなでご飯でも食べて解散かと思いきや。


花岡「まだやりたい(凄い小声)」


少々みんな引いていたものの、やっぱり野球児。昼食をとって満足いくまで打ち込むことになりました。


花岡大輔選手
種子島大輝選手

昼食後、再度フリーバッティングを行いました。かれこれ16時頃まで続け、正真正銘の一日練習となりました。

休みを挟んだものの全員くたくたの様子。そりゃそうです。少人数で集中してノックを受け、打ち込む機会は早々ありません。

これには花岡選手も「掴めた気がする」と大満足の表情。次のシーズンに向けて、何か一つでも収穫があったらとそれだけを願っています。


集合写真
残念ながら武蔵大学の皆さんはお帰りになりました

私にとって貴重な一日になりました。普段の姿とのギャップが物凄く、野球に真剣に取り組んでる姿を間近で見て刺激を受けました。

二人の好打者の練習をみる機会はなかなかないので、とても嬉しかったです。

野球が好き、上手くなりたい。その気持ちは人と人とを繋いでくれると実感しました。

改めてグラウンドを貸してくださった武蔵大学の皆様。
ご協力してくださった皆様。
本当にありがとうございます。

今後も首都OB同士を繋げられる機会をもてたらと考えています。私にできることはなんでもしたい。その気持ち一つです。


種子島大輝(たねがしまひろき)
1996年9月26日生まれ 滋賀県出身。
膳所高校、筑波大学、日立製作所、ハナマウイ。
筑波大学時代、三季連続のベストナイン受賞。
四年次には大学日本代表候補にも選出。
日立製作所にすすむも、二年で引退。
一年のブランクを経て再起を誓い
2022年より日立製作所で働きながらハナマウイでプレー。

花岡大輔(はなおかだいすけ)
1999年1月4日生まれ 長野県出身。
佐久長聖高校(甲)、武蔵大学、千曲川硬式野球クラブ。
大学時代二年連続の横浜市長杯に出場。
千曲川硬式野球クラブでは全日本クラブ選手権準優勝を経験。



――――

築き上げてきたご縁を駆使して、誰かの役に立てれば。
その思いがようやく実現しました。

ここまでやってきて本当に良かったと、ある種の達成感がありました。

批判や不満をいうだけの人間になりたくない。

私の率直な思いです。


野球観戦なんて娯楽です。
趣味なので、あれこれ自由に発言したっていいと思います。

でも、私はそうしたくない。

発した言葉に『責任』をもてますか。
選手の『未来』を担う覚悟はありますか。

そう思える人たちだからこそ、ではありますが
私にはその責任も覚悟もあります。
だから動くのです。


せっかくなら誰かの役に立ちたい。
自分のできることをしたい。


私は首都リーグにお世話になって、様々なことに挑戦できています。
カメラマンになれたのもその一つです。
たくさんの人々に良くしていただき、今の私があります。
ここに至るまで、色々なことがありました。

親切にいただけていることは当たり前ではない。

その言葉を肝に銘じて過ごしています。


自分自身を高めることはもちろん、これからも『誰かの力になれたら』を念頭に置いて活動していきます。せっかくのご縁やパワーを自分の中に留めておくのは勿体ない。誰かに還元することが一番の恩返しです。

お人よしでしょうか。

そうだったとしてもそれでいいのです。

ただ、それを誰かに押し付けない。

あくまで私がそうしたいというだけ。強制しないし、押し売りしない。人として大事なことだと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

これからも謙虚に細々とやっていこうと考えています。これからも宜しくお願い致します。

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