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ゲド戦記から学ぶ「生きる」

先日観たゲド戦記で「生きる」について大切なことが表現されていたのでその紹介。ゲド戦記観たことなくてもわかるように書いてるのでご安心を!

なぜ命は大切なの?

人はいつか死ぬ。

なのになぜ命を大切にしなければいけないのだろう。
なぜ一生懸命に生きるのだろう。

僕も昔考えたことがある。
いつか死ぬんだから頑張って生きたって意味がない。
なぜ生きるのだろうか。

ゲド戦記は答えてくれた。

いつか終わる命だから大切。
一つしかない命を生きるから大切。

無限にあるのではなく、有限だからこそ輝く。
100円ショップで買えるものは無限に感じるから大切にする人は少ない。
逆にダイヤモンドは数が少なく、貴重だと感じるから大切にしようとする。

それと同じで自分という存在の命は一つしかない。
死んだらもう二度とこの世に存在することはない。
この一回しかないからこそ大切に生きる。

そして、もう死んだっていいと自暴自棄になったり、
永遠の命が欲しいと生に執着することに対しては、

そのどちらも生きるのが怖いだけ。
一つしかない命を真剣に生きるのが怖いだけだ。

と答えた。

一度しかない人生、一つしかない命を生きるということは、
失ったらもうなくなるということ。

真剣に生きても満足できる人生になる保証はない。
満足して死ねるか分からず、不安だから死んでしまいたいと思う。

死ぬことが怖くて逃げるのも同じ。
満足して死ねないと思うから、死を遠ざけようとする。

生きることは死を考えることで、
死を考えることは生を考えること。
死を遠ざけることは生を遠ざかること。

もう死にたい、死にたくないという想いは、
どちらも死を生と向き合うことを放棄したことになる。
だから同じなのだ。

生きることを放棄せず、いつか来る死と向き合うこと。
これが一つしかない命を真剣に生きることだと
ゲド戦記は教えてくれた。

これを機にゲド戦記を見直してみると
見える世界が変わるかも。

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