映画とお酒　"カクテルも一味違い"　007ゴールドフィンガー　ミントジュレップ

夏におすすめの
" ミントジュレップ "
バーボンにミントにクラッシュアイス
からなるこのカクテル
前回に続いてボンドは一味違います。
" 007 ゴールドフィンガー "
からご紹介です。

敵のアジトはアメリカのケンタッキー。
連れていかれる
ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)
道中でも
「ケンタッキーはバーボンと水がうまいんだ」
すでに期待させてくれます。

敵のボスのゴールドフィンガーに
「ミントジュレップをどうだ？」
ボンドも快く
「いただこう。甘さを控えて」

ミントのたっぷり入った
ミントジュレップが
本当に美味しそうに映る
嬉しいシーンです。

ここでボンド
字幕では省略ですが実は
「Yes,thanks.
Sour mash,but not too sweet
please」
と言ってます。

甘さを控えて、の前の
サワーマッシュ
とはバーボンの製法のことです。
発酵のときに前回の蒸留液の残りを加え
諸々効果とともに
柔らかい味わいに仕上がります。

このサワーマッシュ製法
のバーボンを指定して、
さらに甘さを控えて
がボンドの好みのよう。
ここでも見事な酒通ぶりでした。