映画とお酒 "美味しさを天使と分かち合い" 天使の分け前 エンジェルズ・シェア
" 天使の分け前
エンジェルズ・シェア "
って言葉ご存知でしょうか?
ウイスキーは樽の中で
熟成のときを過ごす間に
その量を減らしていきます。
昔の職人は
「これは天使がこっそり飲んでいる
に違いない。
でも、天使に分け前を与えているからこそ
天使の助けもあって
美味しいウイスキーが出来る」
って考えて
減ったウイスキーのことを
" 天使の分け前 "
と呼んできました。
その量は年間2〜4%ぐらい
長い熟成ですと結構な分け前です。
時折やりますウイスキー映画
(ミニシアター系等)
" 天使の分け前 "
タイトルから即、映画館でした。
主人公のロビー(ポール・ブラニガン)
障害事件を起こてしまい
社会奉仕活動をすることに。
たまたまそこでの指導員の男が
かなりのウイスキー好き、
彼を蒸留所の見学に連れて行きますが
そこでロビー、人並み優れた
テイスティングの能力があることに気付き
そこから始まるウイスキー話です。
見学の蒸留所はグレンゴイン
(ロケはディーンストンでした)。
レアな樽が見つかる蒸留所がバルブレア。
最初の乾杯の秘蔵の一杯が
スプリングバンク(32年物)
期待通りにウイスキー満載
終始楽しめる映画でした。
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