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ラム酒とカシャッサの漬け込み酒

こんにちは、今回はラム酒とカシャッサの漬け込み酒について。

ラムの生産地やブラジルでは昔から地のフルーツやハーブ、香辛料などをラムやカシャッサに漬け込む習慣があります。カリブ海のマルティニーク島やグアドループ島では「ラム・パンチ -rhum punch- 」インド洋のレ・ユニオン島、モーリシャスでは「ラム・アランジェ -rhum arrange-」と呼ばれ、各家庭では日本でいう梅酒のように作られていたり、レストランや小さなホテルのバーなどでは棚にズラリと並んでいたり、市場ではお土産として売られるほどその土地に根付いています。

カリブ諸国のラム・パンチ

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こちらはカリブ海ドミニカ共和国の市場で販売していたボトルたち。中にはあらかじめハーブや香辛料が入っていて、ここに好きなラムを加えて楽しめるスタイル。

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こちらはグアドループ島。ラムにさまざまなフルーツや香辛料が漬け込まれ販売されています。見ているだけでも楽しい!

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またラムやカシャッサの蒸留所では「ラム・リキュール」「ラム・パンチ」としてリリースされているボトルもあります。

写真はカリブ海マリーガラント島(グラドループ島の離島)のビエール蒸留所に隣接しているテイスティングバー。シュガーケイン、ヴォイスヴァンデ(現地で採れる精力剤としても使われているハーブ)、シュラブ(オレンジの皮)、コーヒーなど。ヴォイスヴァンデはシャルトリューズのような味がして美味しかった。

現在日本ではラオスのラム「ラオディ」カリブ海セントマーチン島の「グアバベリー」などのラムリキュールシリーズを楽しむことができます。こちらは別で投稿したいので近々ー。

BAR Julepのカシャッサ・パンチ

そしてそして、
BAR Julepの漬け込み酒は店長Qさんが作る「カシャッサ・パンチ」

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ブルーベリー、レモン 、パイナップル 、アップル、キウイ、ハマイカ(ハイビスカス)、バナナ、ピンクグレープフルーツ、オレンジ、シュラブ(オレンジの皮)、ディル、ブラックペッパーなど、気が付いたら20種類以上出来てる笑。

バーにおいての漬け込み酒のメリットは提供アイテムに多様性が生まれること、完成から更に日々の状態の変化に応じ使用もさまざま。リキュールのないJulepでは必須アイテムとなっています。

_Qさんの記事、準備から出来上がるまでの過程が詳しく書かれています。

_こちらは変化に応じての飲み方、割もの、カクテルについても。

手前味噌ですが、どれもベースのカシャッサの味わいが生かされている絶妙なバランスでホント美味しい。みなさんぜひぜひーお試しください!

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