グラインダー、チャンバーかオンデマンドどちらがよいか

FELICE 幸谷です。

今回はグラインダーの選び方をご紹介致します。グラインダーはチャンバー式かオンデマンド2種類どちらを選べばよいかを解説していきます

まず、2種類の特性を説明します。チャンバーのグラインダーは、ある程度豆を挽いておき、レバーを引くと1回分の豆が落ちてくるタイプです。一方オンデマンドは、ボタンを押すと、その場で挽かれ、その分の粉が落ちてくるタイプです。

それぞれ一長一短あります。チャンバーは、ある程度挽いておくと、瞬間的に粉を詰めることができます。それは単純に業務がスピーディになることだけでなく、ホルダーを外して温度が下がることを最小限にすることができます。豆の酸化スピードも最小限にできます。

デメリットとしては、それほど豆を使わないお店はある程度挽いておいて放置することが豆の酸化に繋がってしまうことです。また、豆をある程度挽いてない場合や、粉が一定にチャンバー内にない場合、定めた粉量が落ちず少なくなってしまう危険性があります。粉の管理が重要になってくるためより技術が必要なグラインダーとなります。

一方オンデマンドですが、なによりも新鮮な粉を使えることが大きなメリットです。また、粉量がさほどぶれないことも使いやすい機能となります。静電気などで多少の粉量のぶれはあるものの、初心者でも使いやすいグラインダーとなっております。

デメリットとしては、挽くのに速いものでも5秒かかります。先程述べましたが、挽くのに時間がかかるということは、オペレーションが圧迫するのと、ホルダーの温度が下がりがち、粉の酸化が早いということになります。たくさん豆を使う場合は多少圧迫してしまう危険性があります。

これらから、お店の回転率だったり、コンセプトによって選ぶことをおすすめします。マシンもそうですが、グラインダーは何を選ぶかはとても重要なことと言えるでしょう。

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