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ピッチャーによってミルクの撹拌の仕方がかわる


FELICE 幸谷です。






ピッチャーは様々な種類があり、何を愛用しているかはそれぞれバリスタによって異なります。







ミルクの撹拌の仕方は人によって違いますが、ピッチャーの構造によってやり方は決まっています。今回は、メプラとラトルウェアの2種類の比較を使い解説をしていきます。







まず、メプラとラトルウェアの構造の違いですが、メプラは底が丸くなっていて、ラトルウェアは底が平になっています。






その構造によって、ノズルの入れ方から空気の入り方、空気がどう屈折していくかが変化します。






底が丸いメプラはノズルを垂直にいれたとしても、底にあたる空気が乱反射します。一方、ラトルウェアは底が平らなためにノズルを垂直に入れると垂直に反射します。そのため、撹拌が上手くいかない理由です。






ではラトルウェアはどうすればよいかですが、ノズルを傾けることで、自ら乱反射を作り出すことによって上手くミルクを撹拌することができます。






応用ですが、メプラは底が丸いといってもそこの中心部は平らな部分があるために、真ん中を目掛けて垂直にノズルをいれると撹拌しなくなります。これは、ミルクが暴れていたり、少し穏やかにミルクを回したい時に中心に近づけることで対処することができます。







ピッチャーはどれがよいとかではなく、好みや相性によります。デザインで選ぶ人もいますし、自由に決めるのがよいでしょう!







FELICE
https://www.barista-felice.com

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