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開業届&保育の必要性認定届提出

開業届提出完了!

中国語で読めそうなぐらい漢字率高しなタイトルだけど、表記の通り。税務署に開業届を提出してきた。

税務署でのやり取りは以下で全て。

私 「これお願いしますー。」

受付(書類をスキャン)
  「はい。では、ここを押してくださいー。」

私 (2度ほどタッチパネルの確認ボタンをタッチ)

受付「はいー。ではこちらはお持ちくださいー。」
  (特に必要無かった控えを返却される。)

                    以上。

その昔、別の地域の税務署で短期のパートしていた経験があり、その頃のことを思い出した。

灰色のコンクリートで出来た、面白みも温かみも何もない四角い建物は、きっと全国(いや、ひょっとして全世界?)どこへ行っても同じなのだと思う。私たちは、正確に業務を全うしてますよ、あなたたちの税金を無駄遣いしてませんよという心理を具現化した、堅くて固くて硬い灰色の組織。

私の地元の税務署も同じ。分かってはいたけれど、開業届の提出は、拍子抜けするほど呆気ない。

でも。

でも、なんとなく感慨深くて、税務署の駐車場で見上げた空のが綺麗で、よーし頑張るぞー。などと思ってみたり。

保育の必要性の認定

まだ仕事は本格的には始まってはいないので、急いで開業届を提出する必要は無い。

が、私は早いところ第二子が通う認定こども園で、保育の必要性の認定を受けたかった。
そのためには、開業届の提出が必須だったのだ。

保育の必要性の認定を受けるメリットは、いくつかある。

・延長保育料の補助
・長期休暇の預かり保育料の補助
・ファミリーサポート料の補助
・ベジーシッター料の補助
・長期休み時などにも給食あり


などだ。それぞれ条件や上限があるので、お住まいの自治体に確認いただきたいのだが、この利益はなかなかに大きい。

が、我が子にとって、それ以上に大きな利益があった。
早めに開業届を出したのも、そのためだった。

認定組と一時組

※園では認定組、一時組というクラス名ではないが、ここでは便宜上そう表記させていただく。

下の子の通う認定子ども園では、通常保育のクラスと、土曜日や長期休暇などのクラス分けが違う。
土曜日や長期休暇中のクラス分けは、認定組と一時組とで分けられている。

ものすごくザックリとだが、以下のように言えると思う。

認定組→保護者が仕事や介護、妊娠出産などで保育の必要性の認定を受けた子たちのクラス。

一時組→何らかの一時的な理由で、子どもを預かってもらえるクラス。


実は、この夏休み、パートのため週に2度一時組で下の子を預かってもらったのだが、どうにも情緒が安定せず、泣くことが多かったそうだ。

普段は幼稚園が大好きで、喜んで行くのに、なぜだろうと思い、娘に話を聞くと、誰と遊んでいいのか分からない。と言うのだ。

場所が同じで、慣れた空間だから大丈夫だろうと思っていたが、一時組での預かり保育は出入りが激しく、いつも同じ友達や先生がいるとは限らないので、行きたがらくなってしまったようだ。

確かに、送迎時にチラリと一時組のクラスと、認定組のクラスの様子を伺って比較すると、認定組の方が落ち着いて遊んでいるように見えた。もちろん、一時組でも先生達があれこれ工夫を凝らして子どもたちをまとめて、落ち着いて過ごせている子がほとんどだし、どちらが良い、悪いというわけではないのだが…我が家の第二子には合わなかったようだ。

夏休みの最後の方はあまりにも泣くので、予約していた分をキャンセルし、第二子も慣れている親族をなんとか捕まえて預かってもらったりなどした。

認定組で預かり保育をお願いしたい!

母が働くということは、子に対する罪悪感との戦いでもある。だから、働く母は、自分と離れて過ごす子の時間が少しでも幸せなものであるように、色々と考えを巡らせ、行動に移すのだと思う。

私の場合はそれが、開業届を出して、保育の必要性の認定を受けるということだったのだ。

仕事は10月から本格的に始まるが、私たちの住む地域では10月に秋休みがある。そこで、短時間でも認定組のクラスで預かってもらい、安定した関係性を少しずつ築いて行ってくれたら…と希望をもって、あれやこれやと準備していた。

開業届は提出完了したし、順調に保育の必要性の認定をもらえるかと思っていた。思っていたのだが…。

敵は身近なところにいるものだ。

10月からの認定を巡って、私は1人涙することになったのだった。

つづく…。

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