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「あなたはスキップできますか?」 弱みがあなたをつくったのかもしれない

よく強みを伸ばそう!と強みの話は聞くけれど、案外「弱み」についてはなくそうとか、ネガティブに話されることが多いので、「弱い」ことってそんなに悪いことかな?という話をしていきたいと思います。

「あなたはスキップうまくできますか?」

スキップがうまくできない人の話、たまにテレビでやっていますね。ヒザ神とか変なネーミングでものすごい運動音痴な人がいたりします。冗談でやってなくてそれができるってすごいなぁと思います。そして、おもしろい。

かの有名なおもしろ番組、探偵ナイトスクープでも、「私は楽しく華麗なスキップがしたい!」というコンプレックスをもつ女性の依頼のもとに、スキップを練習するという回がありました。最終的に番組の総力をかけて街中でスキップできない人たちを集め、「スキップできないことは恥ずかしいことではない」という解決したのか解決していないのかよくわからない方法で解決していました。さすが、ナイスリフレーミング。

https://www.buzzvideo.com/a/6565447067802534410

このときの映像です。よく見ると、それぞれちぐはぐなんだけれど、なんだかそのちぐはぐ感が、見ていて「もちろん整ってはいないけど、これはこれでかっこいい、潔く美しい」と思ってしまいました。

この人たちは、もしかしたら「不器用さ」という弱みをもっているのかも知れません。でもこの人達を見ていてやっぱり思うのは、底抜けに明るいということ。明らかに不器用かもしれないけれど、それで悲しくて……。という感じになっていないこと。これがよいなぁと。


不器用さがその人を作る?


不器用さをコンプレックスとして持っている芸人さんをみては、こんなことを考えます。

昔、不器用さからちょっとしたミスをした瞬間、友達がぷっと吹き出した。それが楽しくって、どんどん人を笑わすことに興味をもった。ふざけて、お調子者になって。そして、どんどん笑いにハマっていった……。そして笑いが得意になった。

こんなこともあるんじゃないかなって思うんです。

僕も仕事で子どもと関わることが多く、長いことこの仕事をやっていると、どんどん子どもが成長していく。

昔、不器用さで困っていたのになぁというような子が、大きくなるにつれやっぱりお調子ものになっている。というケースはよく見るのであながち間違いでもないのかなと思います。

とにかく、不器用な人はおもしろい人になる可能性があると感じます。そして、人を楽しませることがスキな人が多い。そしてその不器用さは誠実さにつながり、好感を持てる人が多い。素直で愚直。器用ではないかもしれないけど、人を幸せにする力をもっています。

苦手なことが自分をつくる

苦手なことや難しいことというのは、その一点においてネガティブに捉えられることは多いのかもしれない。


でも、よく考えてみるとそんなに悪いことではなくって、それを直接クリアーしたいという渇望につながるかもしれないし、やっぱり直接は難しいな〜ということで何か違う方法でそれを補おうとするかもしれない。そしてそれが新たな「能力」獲得につながる。そして、もしかしたらそれは「強み」になるのかもしれない。

昔の友人にも、フルートが一番できなくて、だからこそやりたいと思った。そしてフルート奏者になった人がいました。

僕はといえば、子どもって行動が全然わからんから嫌。言うことを聞かんし。でも、わからんからこそ知りたい。ということで大学時代に母子支援寮で子どもと遊ぶボランティアをはじめて、結局今、子どもと関わる仕事についている。

人生というものは、自分の選択で進んでいくようで、意外と予想のつかないものですね。

困難なことに立ち向かうことも、ワクワクの一つ。予想と違うことも意外性があってワクワクする。

今回は、弱みはそんなに悪いことじゃないんじゃないかな?自分を作る要素であったりする。そして弱みは新たな強みを作るかもしれないよ。というお話でした。他にも色々いい弱みがあると思いますが、その話はまた今度にしましょう。

あなたのワクワクが満たされますように。

それでは、また明日。


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