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「つちふまず」と「ふくらはぎ」

散歩をして、帰ってきた時の足の感覚。
これが素晴らしい。

なぜかって?

足の指、足の裏の感度が上がっているのが分かるから。

足が地面を掴んでいるぞ、僕の足は地面のちからを受け取っているぞと。あしゆびがちゃんと機能していることを感じます。

職場で一日中座ってすごしたり、現代人はかなり座っての作業が多いと言われています。

一説によると、長時間座っているだけで寿命が短くなるとか。他の健康を害するものより健康寿命を短くするというデータもあるようです。https://www.huffingtonpost.jp/2014/12/29/what-sitting-is-doing-to-body_n_6393354.htmlより

座っていると、足がむくむし、血行がわるくなっているのがあきらかです。太ももの裏は圧迫感で気持ちが悪いし、違和感を感じます。腰痛も懸念されます。

ということで、今回はみんなが大好きな「つちふまず」「ふくらはぎ」について話していきます。

あしゆび、つちふまず

扁平足がつかれやすい。とかよく聞きますね、お悩み相談とかでも良くあります。

小さい子はベタッとした足をしていますね、これは、まだ足ができていないから。
かわいいですよね。頑張って立ってるところとか。
歩行が未熟な時は、足の指に力を入れてしまうため、いわゆる外反母趾のようなスタイルで頑張って、すごく力が入っているのがわかります。
なれていないんですね。

足のアーチ、縦方向、横方向ができてくるとどうなると思いますか?

例えばジャンプする時、足のアーチはバネになります。着地のときはその衝撃をうまく吸収します。

歩行の際にも衝撃を吸収するので、疲れにくくなります。同じ運動でも効率のよい歩行ができることに繋がります。

足のアーチは筋肉を基につくられていくので、鍛えることで改善される可能性があります。逆に年齢を重ねると衰えますし、運動をしないと弱ります。

裸足で歩いている国の人たちの足って見たことがありますか?

ゴツゴツしているけど、しなやかです。まるで、手のような足。足でものを取れそうです。テレビのリモコンを足で使えるような人もいますけど、ただ、少し文化的なことがあるので、避けられることも多いですかね……笑

・鍛え方

あしゆびは意識的につかうことで鍛えることができます。そして、感度をあげることもできます。

よくいうのが、椅子に腰掛け、足裏にタオルを引いて、少しずつ手前に送っていくというものです。

5本の指を全部つかうつもりで、あしゆびをグーパーをさせながら引いていきます。数回くりかえします。

あとは、あしゆびをじゃんけんに見立てて、グーチョキパーをします。グーでは全部握り込む。パーはあしゆびの間を思いっきり開くようなイメージで開く。チョキは親指を伸ばし、人差し指から小指までをまげます。これをグーチョキパー、グーチョキパーと数回くりかえします。

・効能

疲れにくくなります。足がすわっていてもイメージしやすくなるので、安定した姿勢がとれるようになる。地面の力を最大限に掴み取ることができるので、座っているとき、変な姿勢をとらなくても、足、おしりと分散した体重支持ができるようになります。
歩いている時は、バランスが取りやすくなるので、コケにくくなります。狭い所で運動できるところもよいと思います。

ふくらはぎ

ふくらはぎは第2の心臓といわれています。

ふくらはぎがポンプの役割をすることで、身体の末梢から血液を心臓まで返す役割をするからです。滞りがちな座った状態での血流を促進することができます。
また、ふくらはぎの筋肉と足の裏の筋肉というのは繋がりがあるため、扁平足を減少させる効果もあります。

・鍛え方

スタンディングカーフレイズという方法があります。前方に手を伸ばし、掴まれる場所をさがします。(壁でOK)地面に足裏をべったりとつけ、ゆっくりと息をすいながら、かかとを挙げていきます。ゆっくりとかかとをあげることで、ふくらはぎが収縮していくのを意識します。筋肉が収縮しきったなと感じたところで少しとめ、息を吐きながらかかとをゆっくりと下ろしていきます。10回くらいで良いでしょう。
しまったきれいなふくらはぎをつくることができます。

夏はクーラーの効いた涼しいところで生活することが多いと思います。血行も悪くなりがちですから、ときには「あしゆび」「ふくらはぎ」を意識しつつ、職場や学校、休み時間にあしゆびじゃんけんでもしてみてみてはどうでしょうか。コミュニケーションが生まれるかもしれません。

ちなみに、私も毎日つづけています
一人あしゆびじゃんけんをね……。

まだまだ暑さが続きますが、夏バテしないようにぼちぼちいきましょう。

それでは、また明日!


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