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モビリティの本質は足にある

モビリティやMaaSの仕事をしている中で、日々疑問に思うところがある。自動車メーカーは自動車を、鉄道事業者は鉄道を考える、というごく当たり前のことだが、ふと我に返るとものすごく違和感を覚えるのである。

モビリティの本質は足にある

そうではないだろうか…違和感と同時にこう考えた。

モビリティを考えるうえで、いわゆる〈移動体(自動車や電車などの交通手段)〉を繋ぐことは MaaS などの分野でマルチモーダルや一括予約や決済ができれば実現する。一方で、人々の〈移動〉が、シームレスかつストレスフリーにできるようになるには、移動体がどうのという前に、その人の置かれている状況に着目しないといけない。

そこで、移動に基づく人々の足にこそ、モビリティの最先端を反映すべきではないか、そう考え「足」にフォーカスするデバイスを発明しようと考えた。

「barefoot」プロジェクト開始

そのプロジェクトの名を「barefoot」とした。「裸足」という意味だ。「第二の心臓」と呼ばれる足の裏を情報源にする新しい靴を発明し、どこにいるかがわかり、その状況を触覚によりフィードバックする。あたかも裸足でいるようなそんな履き心地をも目指そうというものだ。

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時代は、XRなどバーチャル空間による再現性もしやすくなってきた。ゲームなどのエンタメ要素も今後いろいろな場面で増えてくるが、このプロジェクトのゴールは、月面着陸をしたときのアームスロトング船長の足裏の感触を再現できるようにすることだ。

現在は、3つのアプローチでこのプロジェクトを進めようとしている。1つは、GPS内蔵のインソールの開発。インソールを発展させたスリッパのような靴を開発し、施設などと連携して人々の足の行方をトラックする。2つ目は、インソールを3Dプリンタなどで成型する製造工程。3つ目には、触覚などバイブなどを使用して外界とのコネクテッドを実現する。

・GPS内蔵のインソール(開発)
・インソールを3Dプリンタなどで成型する(製造)
・触覚(フィードバック)を装備する(コネクテッド)

プロジェクトメンバーを募集

現在、この「barefoot」プロジェクトは有志で集まった Facebook 非公開グループを通じてベンチマーク調査や市場動向を共有しつつ、どのようにこれを実現していくかを模索している。

もし、ここで書いた内容に興味・関心を持つ方がいたら、ぜひ仲間に加わってほしい。とりあえず開設した Slack に招待させていただくので、コメントやメッセージを送ってほしい。

近くキックオフイベントを計画しているので、イベント企画から協力してもらうと嬉しい。

足元を見つめつつ、地に足を着いて突き進むこのプロジェクト「靴の再発明」ぜひいっしょに実現しよう。

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Facebook 非公開グループを通じてベンチマーク調査や市場動向を共有しています
https://www.facebook.com/Barefoot-106352167636778/
※興味ある方は、〝グループにアクセス〝をクリックください

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「barefoot」プロジェクトメンバー
発起人 坂本貴史
Twitter  @bookslope
Facebook @bookslope





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