見出し画像

HSPの僕の目に映る世界 #2

自分の感受性にすら手を焼いてる僕にとって恋愛はとても難しい。いや、相手にはもっともっと難しいだろう。なにが難しいってやっぱり大好きな恋人に自分の感情を理解してもらえない事だ。「気にしすぎ」「考えすぎ」「どうしてほしいのか分からない」もう何万回言われただろう。そのつど僕は言う、「どうして分かってくれないかな」喧嘩の後は毎回必ず悲しくなる、僕たちは一生分かり合えないんだろうか? 相手がくだらないと思ってる喧嘩の内容も、僕にとってはちっともくだらなくない。大事なことだ。だってずっと一緒にいたいから。僕たちの事を真剣に考えてるから、君がちっぽけだと思ってる喧嘩の内容も、ぼくにとっては大ごとなんだ。だからちゃんと解決したいんだよ、話し合って。あっ、また“めんどくせーなー”って顔してる。分かったよ黙るよ。でも、きっと伝わってないんだろうな、俺の言いたいこと。多分思われてるんだろうな、感情の起伏が激しいだけって。違うんだよな、毎回。そういう事じゃないんだよな、俺の言いたいことは。結局最後は俺がこじらせてるみたいになってさ、いやきっとそうなんだろうけど。言いたい事は沢山あるけど、ずっと俺の話を聞かせるわけにもいかないし。でも俺の真意が伝わらず誤解されてるのも嫌だし。恋愛が難しいのか、俺がめんどくさいだけなのか。いや、恋愛は難しいんだろう絶対。

そして確実に俺はめんどくさい。