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緑の魔術師(ノゴーンベキ)の夢

公安の諜報員の乃木卓は農業調査団としてバルカに入り
バルカを豊かにしよう
全ての農地に水が行き渡るようにしようと
水路を整備し砂漠を緑の耕地に変えて
ノゴーンベキ(緑の魔術師)と呼ばれるようになった😍
しかし現地での部族、宗教対立に巻き込まれてしまい
最後には公安に裏切られ家族を失ってしまう…
というのがVIVANTの展開ですが😅

その中に
「日本には神が一つではないという考えがあることで
相手の宗教にも理解を示し尊重する美徳がある
お互いの民族、宗教を尊重する国になっていく
分かち合うことの素晴らしさをこの国に根付かせる
それはやがてこの国の文化となり…」


という台詞がありましたが
緑の魔術師の理想は、宗教や民族を越えて
水を分け合い管理する共同体を創ることだったのでしょう😍

中村哲医師はアフガニスタンに25キロを超える水路を造り
砂漠を緑の畑に変え10万人が暮らせる基盤を完成させましたが
何者かに狙撃され他界されました
分かち合う文明を創ることがいかに難しいか

稲作の水利共同体がある日本でも
川筋や水利が違うと反目することもあり
江戸時代の鹿野藩主のように
積極的に水路を拓き新田を開拓した例もあれば
愚鈍な藩主の元では
豪農が私財を投じて隧道を掘って水路を通し新たな田を拓いたり
と様々ですが

仕事が終わってからこんな難しいことを書くものじゃないですね
私の頭の水路をまず通さなくては😮

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