「三朝温泉の伝説」が木の絵本になりました❤

倉吉の建築家、生田さんがこんな木の絵本を作りました😍

源氏の武士、大久保左馬之佑が主家再興の祈願のため三徳山に参る途中
白い狼に出会いました
驚いた左馬之佑は、腕に自慢の弓で射殺そうとしましたが

これは年老いた狼、殺生はならんぞと見逃しました

その夜、左馬之佑の夢枕に妙見菩薩が現れ

「汝の生き物を思う心、感じ入った
白狼と出会った場所に古い楠がある
そこを掘ると温泉が出るであろう
その湯で病に苦しむ衆生を救うが良い」と告げました

左馬介は「あれは正夢に違いない」とお告げの場所に行き

その楠の根元を掘ると、透き通った温泉がこんこんと湧き出たではありませんか

左馬介が三徳山へ参拝した後、願いが叶い源氏は平家に勝利し天下を治めました

源頼朝はその御礼に、三徳山に素晴らしい刀を奉納しました
というのが三朝温泉の伝説で
この切り絵は私が４０年近く前に商工会の企画で作ったものですが
このような木の絵本となって復活するとは有り難いことです😍

この絵本は小学１年生むけに作られたもので、漢字は殆ど使われていません
背表紙は倉吉絣保存会の絣を使用しています😍