見出し画像

ジャケットの写真は19世紀末のアメリカの床屋さんですが

タオルのほつれが分かるでしようか😅


ここまで使い込むというのは
タオルがまだ大量生産されてなかったからでしょう

下は20世紀初頭の床屋さんですがこちらのほつれの糸は短いようです
大量生産が始まり、タオルの価格が下がり
買い替え期間が短くなったからかもしれません😅

古いタオルは雑巾にしたのでしょう

私が子供の頃は
祖母がほつれをハサミで切っていましたが😅
その後タオルが安くなるにつれ
少しほつれたり、生地が固くなったタオルは
年に2回は老人施設に寄付するようになりました😅

石津謙介氏が
アメリカやイギリスのトラッドを日本に紹介した時
私が惹かれたのは
ツイードのジャケットはすぐに着ないで
軒下に一週間ぶら下げて
風雨にさらしてから着るというバンカラ趣味と
古くなったツイードを親から息子に譲るという
古い物を大切にする姿勢でしたが😍
それがアメリカンカジュアルを大量生産し
低価で大量販売するというユニクロが登場してからは
季節の衣料を大量消費するというのが当然の時代となり
その結果アフリカは世界の古着の最終集積地となってしまいました😓

今こそ石津謙介のファッション哲学を見直さなければと😅

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?