映画「グレイハウンド」をApple TVで

ゆったりとした朝を迎え、夫婦で思い思いの過ごし方をしている日曜日。

昨夜は夫がゴルフで疲れたようで、帰宅後横になってから朝まで起き上がりませんでした。ちょっと心配ですが今日はゆっくりしてもらうつもりです。

さて図書館の本を読み終えた私は、おっちが寝ている間Appleから案内が来ていたApple TVで独占配信された映画を楽しみました。

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物語の舞台は、第2次世界大戦の真っ只中の1942年、北大西洋海上。トム・ハンクス演じるアメリカ海軍士官ジョージ・クラウスは、第2次世界大戦の前線へと送り込まれる何千もの兵士を護送する船団の指揮官に初めて任命され、駆逐艦グレイハウンドを率いることに。クラウス率いる船団は戦地に向けて荒れ狂う海を航行する中、海中に潜んでいたナチス・ドイツの潜水艦Uボートから急襲を受け、クラウスは己の弱さと対峙しながらも上空からの援護も無いまま、絶体絶命の戦いに挑んでいく。

原作は海軍をテーマとした冒険小説で知られる、イギリス出身作家セシル・スコット・フォレスターの1955年出版の小説『駆逐艦キーリング』
原作を基にトム・ハンクス自身が脚本を執筆しています。

監督はアーロン・シュナイダー、プロデューサーは「幸せの教室」(2011)「王様のためのホログラム」(2016)などハンクス主演作品を数々手がけるゲイリー・ゴーツマン。

共演は、スティーヴン・グレアム、エリザベス・シュー、ロブ・モーガン、デヴィン・ドルイドらが集まっています。

「キャプテン・フィリップス」(2012)では海賊と戦う船長を「ハドソン川の奇跡」(2016)では乗客を救った機長を演じたハンクスは、今作ではさらに規模を大きくして、何千もの兵士たちを統率する指揮官を演じています。

当初は映画館で5月8日から公開される予定でしたが、covid-19の影響で6月19日に延期された後、Appleが配給権を購入し映画館での上映を経ずにApple TV+で公開されることになりました。

トム・ハンクス自身はこのプレミア公開が配信になったことを製作に10年以上も費やしたこともあって残念がっているようですが、田舎町に住む私には公開早々に観ることができて幸いです。

物語自体は地味ですが、太平洋での戦闘の緊迫感がとてもリアルに映し出されていて、「ダンケルク」以来の戦争ものにその悲惨さを改めて考えさえられました。

原題 Greyhound 製作 アメリカ 上映時間 91分

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