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誘拐屋のエチケット(20-50)

今朝は小雨が降っていましたが、やっと少し太陽が顔を出してくれるようになりました。夫はゴルフに出かけました。先日の術後3ヶ月の検査の結果が良好で、普段通りの生活で良いと言っていただいたからのようです。私はもう少し気候のいい時に出かけた方がいいのになと思ってしまうのですが。

さて昨夜はTVドラマ「ルパンの娘」で一躍脚光を浴びた 横関大氏の作品を読み終えました。

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SNS炎上、不倫スキャンダル、借金まみれ。人生崖っぷちの人々を攫って匿って問題解決!それが、誘拐屋。腕利きの誘拐屋・田村健一は、ある日、新人誘拐屋の根本翼とコンビを組むことになる。あまりにもお節介な翼は、自らが誘拐した人物の人生相談に乗ってしまう。淡々と仕事を全うしたい田村の抵抗もむなしく、いつの間にか2人は関係のないトラブルに巻き込まれていく。だがすべての出来事は、実は田村の秘めた過去につながっており…。(「BOOK」データベースより)

目次

エチケット1 女の話は信用しない
エチケット2 たまには音楽を聴く
エチケット3 ボランティアなどやらない
エチケット4 贔屓の力士を応援する
エチケット5 飛んできたボールはよける
エチケット6 コンプライアンスは基本守る
エチケット7なるべく披露宴には行かない

裏社会に繋がっている誘拐やという職業の男性が主人公の本作。

名前からしてハードボイルな作品かと思いきや、なんともハートフルな作品で笑ったり、苦笑したり、最後は思いっきり泣けたりと忙しくもあっという間に読み終えたそんな作品でした。

レビューをされている方も書いておられましたが、伊坂幸太郎氏の作品にもこんな作品がありますね。

きっと「ルパンの娘」同様、若い方も夢中になれる作品だと思います。

久しぶりに読んでスッキリした作品でした。



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